Wi-Fiルーターを入れ替えたぞ!

 一戸建てに住む友人が最近、光回線インターネットを高速な会社に乗り替えた。友人はPC関連にあまり詳しくないので、色々相談を受けていた。光回線の会社からWi-Fiルーターは自分で用意するように言われたと聞いて、本当に会社が用意するルーターにWi-Fi機能は無いのかもう一度確認して欲しいと言ったが、やはり無いと言う。私が経験則的に信頼しているNECのAtermシリーズを推薦しておいた。高速なWi-Fi6(IEEE 802.11ax)のルーターも悪くないと思ったが、それは予算次第かなと考えた。
 回線工事の当日、私に連絡が来て、やはり会社が持ってきたルーターにWi-Fi機能があったと言う。友人は事前にWi-Fiルーターを用意しておいたようなので、もったいないことになる。私もそろそろ自宅のWi-Fiルーターを買い替えようかと思っていたので、友人のを買い取ることにした。
 Aterm WG2600HS2はWi-Fi5だが、性能と価格のバランスが取れているモデルだと思う。

 私が今まで使っていたモデルはコンパクトで価格が安いベーシックモデルAterm WG1200CRだ。2年半ほど前に購入したが、現在でも販売しているようで、スマホなどをルーターから近い場所で使う分には大きな問題は無い。プロバイダーから貸与されたルーターにはWi-Fi機能は無かった。前回購入時はWi-Fiで接続するものはスマホくらいしかなく、PCは有線LANで繋いでいたので、安定していれば安価なWi-Fiルーターで良いと思っており、それをブリッジ接続で使っていた。うちはマンションで光回線とは言うものの、自宅内にはVDSL方式で回線が引かれているので、どう頑張っても100Mbps以上のスピードは出ない。実際スマホでGoogleのスピードテストなどを行うと95Mbps前後の数字が出ていることもあり、それほど不自由していなかった。

 しかし、自宅内でもルーターから別の部屋に離れると途切れたり、かなり遅くなったりした。コロナ禍などもあり、現在Wi-Fiで繋がっている機器は、スマホ2台、ベネッセのチャレンジタッチ2台、Fire TV Cube 1台、Chromecast 1台、Fire7タブレット1台、Echo Show5 1台、更に子供が小学校からノートPC2台を持って帰ってくることもあり、自宅内のどこでも複数台数の動画配信に対応できる環境を揃える必要に迫られていた。それでWi-Fiルーターを近々買い替えようと思っていたが、なかなか踏ん切りがつかなかった。友人からの相談は良い機会だった。友人が送ってきたWG2600HS2をブリッジ接続モードにしてWG1200CRから入れ替え、端末1台ずつWi-Fi設定をしていった。Chromecastは時々Wi-Fi設定変更時につまづくという話を聞いていたが、意外と全機種すんなり行った。スマホでスピードテストを行ったが、やはり最高95Mbps程度で、それほど変わらないので体感的に違いは無い。しかし、自宅の隅々までチェックしたが、そのスピードは落ちなくなった。スマホの設定画面で、スマホとWi-Fiルーターの間は最大433Mbpsの速度で繋がっていることが分かった。スマホ画面の上部にあるWi-Fi電波の強さを表す扇形の曲線の数は確かにルーターから離れると減っていったが、元が最大433Mbpsなので多少電波が弱くなっても100Mbpsを超えているということだ。おそらく並行で数台動いていても、それほどスピードも落ちなくなっただろう。マンションの共用部の工事ができれば100Mbpsのボトルネックも無くなるかも知れないが、それはすぐ解決できないだろう。現状で困っていることも特に無いので、当面はこれでいこうと思う。

ロトのR.シュトラウス交響詩集

 ロトバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団(旧・南西ドイツ放送響)によるR.シュトラウスの交響詩集が発売された。
 バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団は2016年にシュトゥットガルト放送響に吸収合併され新・南西ドイツ放送響となったが、ロトは合併前まで首席指揮者を務めていた。そのコンビによる最後のまとまった録音集だろう。現代音楽に強い旧・南西ドイツ放送響にかねてから思い入れのあった音楽評論家・鈴木淳史のエッセイが参考になる。放送局所属のオケはその役割のせいか、レパートリーが広く音色は透明な傾向が多い。

 R.シュトラウスのまとまった録音としては、私も何度か記事にしているが、今でもケンペとシュターツカペレ・ドレスデンの表情豊かな演奏が飛び抜けていると思うので、私の中ではそちらと比較してしまうことになる。ロトの演奏はすいすい流れていくので薄味のように思われるかも知れず、表現力が素晴らしいというベクトルではない。ただ、細部と全体像がきっちりコントロールされているせいか、メリハリのない退屈な演奏ではなく、あっという間に面白く聴けてしまう。私は「英雄の生涯」「アルプス交響曲」「ティル・オイレンシュピーゲル」「ドン・ファン」が好きだが、色気と空気感まで再現したケンペ盤ほどではないにしても、ロトの清潔感があって流麗な(決してカラヤン風の華美ではない)演奏も非常に良かった。R.シュトラウスの近年発売されたまとまった録音集としては、出色の出来ではないか。ロトの名前は彼が結成したレ・シエクルとともに覚えたが、従来からあるオケとの録音も増え、あまり外れは無いようだ。今後も期待できそうだ。

神戸市内の総合公園

 このご時世なので、子供たちを遊ばせる場所にいつも苦慮している。休みの日に家の中にずっといると、子供たちはテレビでAmazonプライム・ビデオを観るか、タブレットをするような不健康な生活を送ってしまいがちである。そこで私の体力の問題はあるが、出来るだけ屋外に連れ出すよう努めている。先日初めて行ったのは「神戸総合運動公園」。
 小さな子供たちが楽しめる遊具があるのは、「コスモスの丘」に近い「冒険のくに」と、公園中心にある「自然のくに」の2ヶ所。今回は「冒険のくに」に行ってみることにした。「総合運動公園」は非常に広いので駐車場がたくさんあり、「冒険のくに」「自然のくに」が一番近い駐車場はP2だが、私たちが行った当日はイベントがあったのかP4という臨時駐車場に停めることになった。因みに車を1日停めて500円で、それ以外に入場料等は要らない。P4駐車場から結構な登り道で「コスモスの丘」につながり、その先に「冒険のくに」がある。子供たちは結構なスピードで走って行くが、私は多少荷物を持っていて追いつけない。

 「冒険のくに」は長い滑り台(高低差17メートル)を間にして上段と下段があり、どちらにも遊具がある。下段から縄はしごか階段で登ると上段に行けるが、結構体力を使う。私も子供たちと一緒に一度だけ縄はしごを登ったが、リュックを背負っていたので少し怖かった。末っ子は滑り台を怖がるかと思ったが、兄が一緒に滑ってくれたので、2回目からは自分一人で滑れるようになった。子供たちは結構平気そうに何度も縄はしごを登って行くが、私には無理な話だった。上段・下段とも遊具はあるが、上段から下段を見渡すことは出来ないので、どちらかに3人でまとまっていてもらわないと目が届かない。子供3人を私1人で見ているので何度か見失い焦った。
 午前中に行ったが、日差しが強く暑くなった。下段には日陰になる場所が多く、私たちも昼頃にはレジャーシートを広げて軽食を食べたりした。縄はしごと滑り台に相当体力を費やしたのか、子供たちは2時間弱遊んだだけで撤退することに納得した。たいてい私が帰ろうと言っても「もう少し遊ぶ」と言うのに、今回はすんなりついてきた。よほど疲れたのだろう。今回分かったのは、「冒険のくに」は子供たちが遊ぶ場所として非常に良いが、上段と下段に大人が1人ずついないと目が行き届かないということだ。しかし交通費だけで遊べるというのは非常にありがたいことだ。

久しぶりに大阪市内に行ってみた

 先日平日に所用があり、久しぶりに大阪市内に出かけた。その用事が昼過ぎとなり、妻と昼ご飯を食べるために近場を探した。いわゆる「住友村」の周辺で完全なオフィス街なので、2時近くになると急にランチを食べる所が無くなる。慌てて見つけた店が「蕎麦 若木」。
 20席くらいの小さな店だが、入る前から美味しそうな気配が店構えから感じられた。2時近かったので迷惑かと思ったが、声をかけるとすんなり入れてもらえた。ランチメニューとして、お好みのそばに追加で日替わりご飯とだし巻をセットする「ひるげ」を頼みたかったが、ご飯がもう無いとのこと。私は「かしわ」と「だし巻」、妻は「おろしせいろ」を頼んだ。
 「かしわ」は鶏肉とネギ入りの温かいソバで、出汁を含めて優しい味。「おろしせいろ」は大根おろしとスダチでさっぱり食べる冷たいソバで、やはり優しい味。大阪はうどん文化だと思うが、ソバは美味しいものは美味しいと再認識。この辺りはまた用があって来るかも知れないので、再訪したい。

 車で自宅に帰る途中、何となく見覚えのある持ち帰りの馬肉専門店の看板を見つけた。
「大阪馬肉屋 国道2号野里店」
 この辺りは何年も通っていないのに、なぜその看板を知っていたのかネットで確認すると、実家近くにある店のチェーン「大阪馬肉屋」であった。馬肉は好きだが、出かける機会が減っているので、思い切って買って帰ることにした。初回は説明が長かったが、決して安い買い物ではないので折角なら美味しく頂きたい。全て冷凍だが、刺身を中心に買い、持ち帰った日は赤身と生レバーを流水で解凍し、赤身は熊本産の専用タレ、生レバーは胡麻油と塩で食べた。馬肉は特有のクセがあるが旨味もあり、生レバーも本当に何年かぶりに食べた。牛肉の生レバーが食べられなくなった現在では貴重な、馬肉の生レバーはやみつきになる味。他の肉も冷凍庫にあり、ゆっくり楽しんでいこうと思う。

 この日一日で散財してしまったが、妻と二人で出かけることもほとんど無いので、たまには・・・という感じ。

アイザック・スターン名演集

 アイザック・スターンの名演集を入手した。
 Membranレーベルはパブリック・ドメインになった音源をまとめて販売していることが多い。上記に収録されているのはほとんどがヴァイオリン協奏曲で、下記の米Columbiaレーベルの音源に含まれるものだ。セッション録音は音質が良いが、ライヴの放送録音はそれなり。しかしレアな録音が混ざっている。

 スターンを聴いて思うのはヴァイオリンの音色が非常に安定した演奏で、当時の同世代の演奏家に驚きを与えたのはよく分かる。ライブも含めて3種類も収録されているチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲も素晴らしいが、何気に良かったのはラロのスペイン交響曲。

 上記のMembranボックスを購入したのは、アリアCDの店主のこの記事を読んだから。私は残念ながらドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲に聴き馴染みがなく、店主ほどピンとこなかったが、スターンがある時期輝いていたのはよく分かるボックスだった。ユダヤ系として政治力も大きかったのか、カーネギーホールにも名前を残しており、晩年を演奏家一筋で過ごしたわけでもないので、特に日本ではあまり評価が高くないが、少なくともこのボックスに収録された1950年代前後は改めて再認識しても良いのではないか。

ショスタコーヴィチ自作自演集

 ショスタコーヴィチはピアノ演奏家としても一流で、少し録音が古いながら、自作自演が残っている。
 旧ソ連の国策レコード会社メロディアは昔と経営は変わっているのかも知れないが、現在でもCDの発売を細々と続けている。上記も既出の音源ばかりだが、昨年まとめて発売された。下記の旧EMI音源と合わせれば、彼の自作自演はほとんど網羅されているのではないか?

 音質はそれなりという感じだが、作曲家自身の解釈が聞けるのは楽しい。特にメロディア盤と旧EMI盤両方に残されているピアノ協奏曲1番・2番の比較は面白い。録音年代的にはそう変わらないが、メロディア盤は旧ソ連でのライヴ、旧EMI盤はパリでクリュイタンス指揮フランス国立放送管の伴奏によるセッション、と性格が異なる演奏である。ライヴの方が演奏が荒れているが、作曲家自身だからこそできる演奏なのか、とにかく痛快。他の曲も作曲家はこういう風に考えて作ったのかなと、色々想像しながら聴ける。こんな自作自演を残されると、後の時代の演奏家は難しいだろう。ラフマニノフなども自作自演の録音が残っているが、ミケランジェリのような名演奏家でも「作曲家の完璧な録音が残っているから、自分は録音しない」というような発言を残しているくらいだから、作曲家自身の録音があるのも善し悪しだ。

クラシカ・ジャパンが終了だって

 日本で唯一映像付きのクラシック音楽専門放送を行ってきたクラシカ・ジャパンは昨年10月末にスカパー!やケーブルテレビ放送からの撤退し、インターネット動画配信「クラシカ・ジャパン プラス」に完全移行と言っていたが、それも3月末で配信終了となった。これで完全に終了ということになる。私はクラシカ・ジャパンに一度も加入したことはなかったが、ずっと気になる存在ではあった。しかし個人的に視聴する時間は取れないし、NHKのBSなどで時々やっている放送でさえも追えていない自分がクラシカ・ジャパンに入ることなどはあり得なかった。またネット配信も高音質の方向に向かっているし、コロナ禍でオーケストラ・劇場や放送局が独自の配信を行っていることを考えると早急な結論が出たのは仕方がないことだろう。私もAmazonのFire TV Cubeを使っていると、専用のアプリがあったりして、そこでサンプル的なものは視聴したことがある。
 ベルリン・フィル。
 ウィーン国立歌劇場。
 独仏共同出資のテレビ局。
 オーストリア放送協会。
 バイエルン放送。バイエルン放送響も所有している。
 メトロポリタン歌劇場。

 探せば他にも独自配信しているところは色々出てくるはずだが、こんなものを巡っていてはいくら時間があっても足りない。自宅でテレビを視聴する時間が無い私は、通勤の車内で音楽を聴いているが、それにしてもスマホでクラシックを聴けるアプリは気になる。おそらくSpotifyが独走している思われる。
 私は広告の入る無料版しか使ったことがないが、クラシックはシャッフル再生と合わないのであまり使わない。有料版だと収録曲数が多く、使いやすいらしい。

 で、私が気になるのはclassic managerである。これは無料のクラシック専用アプリだが、ブラウザベースでも使える。なぜ無料かというと、著作隣接権の保護期間が切れた音源を使用しているためである。モノラルから初期ステレオの録音が公開されているが、この時期は音質的にも演奏的にも素晴らしいものが多い。私もこれからこのアプリを使って楽しんでいこうと思う。

アーノンクール・ヨーロッパ室内管のシューベルト交響曲全集

 アーノンクールヨーロッパ室内管のシューベルト交響曲全集を入手した。

 アーノンクールはシューベルトの交響曲全集を上記を除き2種類残している。
 コンセルトヘボウ管とは1992年、ベルリン・フィルとは2003-2006年の録音で、ヨーロッパ室内管との録音が1988年で一番早い。ベルリン・フィルとの自主製作盤は高価なので未聴だが、コンセルトヘボウ管との録音は名門オケなのに、彼のピリオド奏法を積極的に取り入れ、オケのサウンドも素晴らしく、当時としては斬新なシューベルト像を打ち立てたと思う。

 今回のヨーロッパ室内管との録音は、オケが若いせいもあるが、アーノンクールの意思が隅々まで行きわたり、改めてシューベルトの魅力に気づかされた。「未完成」や「グレイト」は往年の巨匠の名盤が目白押しで、それらの演奏と比べるとそっけなく聞こえるが、1~6番の新鮮な響きは他では得難い。こう聞くと、巨匠たちの演奏はやや大風呂敷を広げすぎかも知れないと思わせる。それはそれで魅力だが…。いずれにしてもアーノンクールの演奏は曲の新たな魅力を届けてくれるという意味では、素晴らしい演奏家の一人であることは間違いない。

ドリュアールのブラームス

 アンリ・ドリュアールのブラームスのクラリネット五重奏曲などが仏Calliopeレーベルから復刻された。
 詳細はこちら。私はこのクラリネット奏者の名前は存知あげていなかったが、パリ管などの首席奏者を長く務めていたので、オーケストラ演奏の録音としては結構聴いていたかも知れない。しかし、ソロ名義の録音は現状では上記以外廃盤状態。EMIレーベルに上記と同じパリ管の弦楽四重奏団とのモーツァルト・クラリネット五重奏曲の録音があったようなので、ひょっとすると実家にあるかも知れない。今度探してみよう。

 まずはクラリネット五重奏曲から。パリ管メンバーとの息の合った演奏は最初の瞬間から明るめの音色で、非の打ち所がない。曲が進んでいっても、漫然と流れていくことはなく、この曲はこう書かれているのかとよく分かる演奏。この曲はウィーン・フィルのメンバーの録音あたりが名盤として挙げられることは多いと思うが、それとは違う方向性で素晴らしい演奏だ。録音も良い。
 クラリネット・ソナタも伴奏のダルコはフランスの演奏家の録音にはよく顔を出すピアニストで、こちらも良い演奏。

 まだまだ知らない名演があり、名演奏家はいるのだなと改めて認識させられた。

スマスイよ、さようなら

 先日、子供たち3人を連れて須磨海浜水族園(スマスイ)に行ってきた。
 コロナウイルスの感染拡大などで久しくスマスイには行っていなかった。スマスイとその周辺が民間企業によって再開発されるとの話は聞いていたが、いつ今のスマスイが閉館になるかなどは詳しく調べていなかった。ふと思い立って確認してみると、本館以外は2021年2月末で閉館とある。今月閉まるの!?本館以外ということはイルカショーも見られなくなる。しかも再オープンは2024年で、公立ではなくなるので料金もぐっと上がると聞いている。これは行っておかなくてはと思い、子供たちを朝早く(と言っても8時くらいだが、長女が寝起きが悪いのだ)起こして、行くことにした。

 前日に予告した(どこに行くかはギリギリまで言わないが、早く起きて遊びに行くとだけ)せいで、子供たち全員が8時前に起きてくるという奇跡!早速朝ご飯を食べさせ着替えさせて、近くのスーパーで軽食や飲み物を調達して、車でゴー!10時過ぎには駐車場に着いた。11時が1回目のイルカショーの始まる時間なので、その30分前には会場に着いたが、ソーシャルディスタンスを取らなければならないので、座れず立ち見することになった。放送でイルカショーはファイナルだと言っている。私は子供の時から何度もスマスイには来ていたので、それが閉鎖されると思うと少し残念だった。3年も閉鎖されるとなると子供たちも大きくなってしまう…。イルカショーを見られるところは関西でもそれほど多いわけではないし。
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 子供たちが喜んで見た後、お昼近くなったのでベンチでおにぎりを食べながら水分補給をした。この時期にしては暑い日だった。それから、子供たちの言う通り回った。長男はゆっくり見たかったようだが、次男はテンションが上がって小走りに次々に行こうとする。それを追いかけて迷子にならないようにするだけで私は精いっぱい。ただし遊園地エリアは、次男が大人がいないと乗れない乗り物が多いので、今日は大人が私一人だったので諦めてもらった。最後に本館の屋上に行ったが、カピバラ・ペンギン・アザラシなどがおり、ゆっくり間近で見られたが、以前こんな場所があった記憶はない。本館のみの営業になるということで一部が移動してきているのではないか?
 午後1時には全てを見終え、子供たちもバテてきたので早々に撤退することにした。早起きをして無駄に園内を走り回ったので、暑いこともあり、疲れたのだろう。帰りの車の中で3人ともグタッとしていた。帰宅すると次男は妻に楽しかったことを語っていたようで、これでこそ連れて行った甲斐があった。しばらく水族館に行けなくなるので残念だが…。今度は少し足を伸ばして海遊館か京都水族館に行ってみようか?

神戸市東灘区のローストチキン

 先日、東灘区の山手幹線沿いの洋菓子屋に行った記事を書いたが、その帰りに寄ろうと思っていたもう一軒が着いた時点で完売していたという話も書いた。去年の11月末にオープンした「モンプティプレ」というローストチキンを売る店である。「マモン・エ・フィーユ」から山手幹線沿いに徒歩で数分といった距離。店の詳細についてはここに詳しい。別の休日にリベンジで行ってきた。
 それほど広い店ではないが、黄色い建物の中に見える専用のロティサリーマシンが目を引く。今回はオープンの11時少し前に着いたが、だれも並んでいない。フランス人オーナーが開店前に外にメニューと注文票を置きに来た。私はローストチキン半羽のセット(付け合わせはローストポテトを選んだ)とオレンジソースを注文票にチェックし、開店と同時にカウンターに出した。日本人男性がフランス語で先ほどのフランス人オーナーに注文し、その場でハサミで一羽を半分に切断していた。さらに焼いたチキンから落ちる油で火の通ったローストポテトと、小さな鍋に作り置きのオレンジソースを容器に入れ、チキンとともにお持ち帰り。この2階でもイートインがあるらしい。帰りに店を出ると一人待っている人がいた。
 ちなみに昔ケンタッキーフライドチキンがナゲットを発売した当時、付け合わせのソースはケチャップ以外にオレンジソースがあったが、私はこれが非常に好きだった。日本では人気が無いのか現在は存在しないが、残念である。

 家に帰り、温かいうちにチキンを解体して早速昼食として食べた。ムネやササミはあっさりだが、皮や内臓に近い部分は味が濃い。塩味やハーブの香りがするが、それほど濃い味付けではないので、そこが良い。鶏肉の質が良いのか調理の方法が良いのか、かなり美味しい。長女もチキンもポテトも喜んで食べた。私もこんなのすぐ無くなると思っていたが、途中まで食べ進めると油のせいか結構お腹がいっぱいになってきた。あっさりの肉の部分にはオレンジソースを付けて食べたが、個人的にはこれくらいの量ならソースを付けて味変をする必要が無いかなとも思った。私と妻と長女だけでは結構残ったので、他の子供たちのために残りを取っておいた。意外とポテトが好評だった。

 翌日解体して残った骨と身とポテトを使って、妻がカレーを作ってくれた。これがまた絶品だった。決して安い店ではないが、また使ってみようと思った。妻はイートインでサンドウィッチを食べてみたいと言っていた。ちなみに、丸鶏や半羽やローストポテトとのセットのみは前日までに電話予約可能である。

神戸市東灘区の人気洋菓子店

 神戸市東灘区の山手幹線沿いに、以前から気になっていた人気店が二つあり、休日に行ってみることにした。一つは「マモン・エ・フィーユ」という洋菓子店で、2017年のオープン以来ずっと行列が途切れない店だと聞いていたが、そろそろ並ぶ時間も減っているのではないかと思い、行ってみることにした。もともと京都で固定の店舗を持たないで販売していたようだが、阪急御影駅から少し離れたこの地で店をオープンさせた。ちなみに、隣に食パン専門店があったが、このコロナ禍で閉店したようだ。
 本当はオープン直後の11時には店に着いておきたかったが、別件があり数十分遅れた。店に着いた途端、出遅れたことに気づいた。店が面している山手幹線の店先から、ビルの間を通って北側に行列が出来ていた。かなり遠方から来ている人もいるようだ。最後尾に並んでいたが、行列はなかなか進まない。今更帰る気にもなれず、結局店の中に入れたのは1時間近く経っていた。まだまだ寒いので厚着をして来ていたし、子供を連れてこなくて良かった。行列に並んでいる間も店員さんの「〇〇が完売いたしました~」という声が何度か聞こえた。店に入ると小さなカゴを渡され、そこに商品を自分で入れていくことになる。この時期なので冷蔵のショーケースには期間限定らしいチョコレートもあったが、手を出さなかった。ここは生ケーキはなく焼き菓子がメインである。私の少し前で看板メニューである「フレンチビスキュイ」が売り切れた。これを入手したら職場へのお土産にしようと思っていたが残念だ。私がショーケースの前に来た時点ではかなり完売が目立っており、多少値が張るが、再び店に来るのはなかなか難しいだろうと思い、「ブールドネージュ」「カトルカールシトロン」「熟成フルーツケーキ」「ケークオランジュ」を一気に入手した。
 この後、徒歩圏にあるもう一つの目的の店に行ったが完売。それを昼ごはんにする予定だったので残念だったが、またリベンジをすることにした。やはりスタートが遅れたことがずっと響いた。

 買って帰ると妻は包装もかわいいと喜んでくれた。その日の夜にまずつまみやすい「ブールドネージュ」を食べてみた。原材料は小麦粉・バター・くるみ・砂糖と極めてシンプルだが、口の中で砂糖が爽やかに溶け、サクサクとした食感、香ばしいくるみの軽やかな後味など、材料が良いのか澄んだ素朴な味。世の中には行列が出来ても美味しくない店は山ほどあるが、ここは間違いなく一級の店。神戸は洋菓子の激戦区だが、オープンして大分経っても行列が途切れない理由が分かる。これだけ売れると、店を増やし百貨店にも出店してと手を広げたくなると思うが、その結果量産品の味に落ちていった店は嫌ほど見てきているので、今のままでいて欲しい。「カトルカールシトロン」は表面の甘酸っぱいコーティングでさっぱり感があるが、結構甘い。「熟成フルーツケーキ」は少し時間を置いて食べるのも良いとあったので、後日ゆっくり味わおうと思う。総じてレベルが高い洋菓子屋だ。
 実は少し前に友人にこの店のオンラインショップから送ったこともあるのだが、オンライン上でもSold Outとなっていることが多く入手困難なのだ。開店前から1時間並ぶ覚悟ならある程度欲しいものは入手できそうだが、次回行けるのはいつになるやら。

「麒麟がくる」完結

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放送が終了した。最初に主要キャストの降板に見舞われ放送開始が遅れ、新型コロナウイルスの影響で撮影の中断、間に挟まる予定だった東京オリンピックの延期、他のキャストも数人感染した。ソーシャルディスタンスを守るために演出も制限をかけられただろうし、合戦シーンも出来なくなったこともあろう。脚本も途中でかなり手直しをされたのではないか。前半のんびりし過ぎて後半駆け足だったとか、架空人物のシーンは要らないとか、色々言われていたが、制作上の制限がかなりかけられただろうことは想像に難くない。無事完走されたことにまず敬意を表したい。

 いつの頃からか大河ドラマを必ず録画して観るようになったが、その習慣がついてから全てを観ているわけではない。最初に通しで観た記憶があるのは「武田信玄」(1988)。その後「太平記」(1991)、「信長 KING OF ZIPANGU」(1992)、「利家とまつ~加賀百万石物語~」(2002)、「義経」(2005)、「功名が辻」(2006)、「風林火山」(2007)、「江~姫たちの戦国~」(2011)、「平清盛」(2012)、「軍師官兵衛」(2014)、「おんな城主 直虎」(2017)を観た。「太平記」以降は大河ドラマは必ず最初の数回を観て、うまく乗れば最後まで見続けるが、合わないと思ったら途中で観るのを止めてしまう。もちろんその時の私の気分や生活リズムの問題もある。だから人気作でも観ていないものも多い。この中で特に印象に残っているのは「太平記」と「平清盛」である。特に「太平記」は「麒麟がくる」と同じ脚本家池端俊策である。
 正月に同じ脚本家によるNHKの古代ドラマ「大化改新」と「大仏開眼」の再放送をしていたので録画して観たが、「麒麟がくる」と同じ通奏低音が流れていることを確認した。それは志を持って若き日を共に過ごした青年たちが、やがて力を持つことでその関係が壊れ対立し、一方が命を落とすが、最後は心がつながっているという話である。この脚本家はそういう物語を何度も描き執着しているのが分かる。だから「麒麟がくる」の最終話はともに新しい世を作ろうとした明智光秀が織田信長を討った「本能寺の変」であり、光秀が羽柴秀吉に敗北した山崎の戦はこの脚本家にとっては蛇足であり描かれなかったのだ。本能寺の変はいまだにその理由がはっきりとせず、百家争鳴の状態である。色々な見方があって良い。放送前に違和感があった信長役の染谷将太もその演技力で、池端俊策が描くキャラクターに説得力を持たせた。

 ちなみに川口春奈(帰蝶役)、滝藤賢一(足利義昭役)とどさくさに紛れて眞島秀和(細川藤孝役)という主要キャストを引っ張った「極主夫道」のおかげで麒麟がこないのではないかと最後までハラハラさせられた(笑)。

クレンペラー・エルサレム響のマーラー9番

 クレンペラーとエルサレム交響楽団のマーラー9番の録音が発売された。
 詳細はこちら。クレンペラーが正式に残したマーラー9番の録音は上記を除き2つ。
 手兵のニュー・フィルハーモニア管との1967年のセッション録音と、1968年のウィーン芸術週間でのウィーン・フィルとのライヴ録音。

 エルサレム響とあるが、正確には混成部隊のようだ。これがクレンペラー最後のマーラー9番の演奏らしい。以前に海賊盤も出ていたようだが、今回は放送録音のテープからということで、まあまあの音質のステレオ録音。鑑賞に問題はない。聴いてみると、急造のオケだからもあるだろうが、上記2つの録音ほど落ち着いた演奏ではない。しかし、それがクレンペラーの意図を余計に炙り出しているような感じで、個性的な演奏だ。バーンスタインとイスラエル・フィルの録音も他と違う聴こえ方をしたが、こちらも「ここの響きはこれとあれが合わさって出来上がったいるんだな」というような箇所を多く見つけた。これに比べれば、ウィーン・フィルとの演奏は美しいが、もっと溶け合ったような感じだった。腑分けされたような印象を受けるこちらの方が、何となくクレンペラーらしい。彼らしい透徹した視線を感じた。演奏直後の拍手が長く収められているが、それほどマーラーの9番を聴いたことがないであろう当時の聴衆に好評であったことは理解できる立派な演奏である。演奏の精度は落ちるが、彼の同曲異演に決して劣らない魅力的な録音を発掘してくれたと思う。

ジャニーヌ・アンドラードって誰?

 最近Spectrum Soundレーベルから立て続けに発売されたINA音源の蔵出しCD。コンピレーションのような形で、色々な演奏家の録音が収められている。
大ヴァイオリニストはお好きですか?! / ダヴィッド・オイストラフ、ヘンリク・シェリング、ジャニーヌ・アンドラード、ローラ・ボベスコ&ドゥニーズ・ソリアーノ (Aimez-vous les Grands Violonistes?! / David Oistrakh, Henryk Szeryng, Janine Marie Louise Andrade, Lola Bobesco & Denise Soriano) [2CD] [Import] [Live] - ダヴィッド・オイストラフ, ヘンリク・シェリング, ジャニーヌ・アンドラード, ローラ・ボベスコ, ドゥニーズ・ソリアーノ, チャイコフスキー, シベリウス, メンデルスゾーン, ブラームス, J.S.バッハ, ピエール・デルヴォー, アンドレ・ジラール, ウジェーヌ・ビゴー, ジャック・ジャンティ, オデット・ピゴール, フランス国立管弦楽団
大ヴァイオリニストはお好きですか?! / ダヴィッド・オイストラフ、ヘンリク・シェリング、ジャニーヌ・アンドラード、ローラ・ボベスコ&ドゥニーズ・ソリアーノ (Aimez-vous les Grands Violonistes?! / David Oistrakh, Henryk Szeryng, Janine Marie Louise Andrade, Lola Bobesco & Denise Soriano) [2CD] [Import] [Live] - ダヴィッド・オイストラフ, ヘンリク・シェリング, ジャニーヌ・アンドラード, ローラ・ボベスコ, ドゥニーズ・ソリアーノ, チャイコフスキー, シベリウス, メンデルスゾーン, ブラームス, J.S.バッハ, ピエール・デルヴォー, アンドレ・ジラール, ウジェーヌ・ビゴー, ジャック・ジャンティ, オデット・ピゴール, フランス国立管弦楽団
 収録されている音源はどれも魅力的で一つ一つコメントしたいくらいだが、一旦置いておく。この上記2枚両方に収録されている演奏家にジャニーヌ・アンドラードというヴァイオリニストがいる。誰?しかも「大ヴァイオリニストはお好きですか?」というCDに収録されているくらいだから、少なくともフランスでは有名な人なのだろう。

 先にブルッフのヴァイオリン協奏曲1番を聴いたが、決して華美ではないが芯の強い演奏である。只者ではない。そして、2枚目にまた同じ演奏家と気づかずにシベリウスのヴァイオリン協奏曲を聴いた。北欧の演奏家によるヒンヤリした音色ではないが、熱のこもった素晴らしい演奏である。なぜこんな演奏家があまり知られていないの?

 ネットなどで調べると、オークレールヌヴーに匹敵するフランスの女性ヴァイオリニストらしいが、録音は少ないようだ。気づいていなかったが、私も上記以外に少なくとも一枚はCDを持っていた。知る人ぞ知る演奏家のようだ。また追いかけなければならない演奏家が増えてしまった。

ロシアの室内楽曲集

 Brilliant Classicsから出ている「ロシアの作曲家による室内楽曲集」を入手した。
 収録内容はこちら。ロシアの作曲家の室内楽曲をまとめて聴く機会はあまりない。しかもBrilliantは、安定的な入手が困難なソ連・ロシア系の演奏家の録音を出してくることが多いので要注意だ。今回も上記ボックスに、モスクワ三重奏団やモスクワ弦楽四重奏団などの録音を含んでいる。その他はBrilliant独自の音源も多いが、イタリアやレーベルの本拠地オランダの演奏家の録音を含んでいる。

 ロシアの曲には濃厚なものが多いが、アレンスキーなどは特にロマンティックな香りがする。逆にカトワールなどは少し毛並みが違うように感じる。フランス系だからだろうか。また、ボロディンの固有のリズム感も面白かった。また、時代が下がってきてプロコフィエフやショスタコーヴィチくらいになると、音楽から甘美さが減っていく。

 前から何度か述べているが、Brilliantのこの手のボックスは私のレパートリーを広げるのに役立つ。そろそろ定額配信サービス移行すればという声も聞こえてくるが、車の中で音楽を聴く人間としてはカーナビがスマホと上手く連動せず、通信料が気になる点からなかなか踏み切れない。

キッザニア甲子園に行ってみた

 先日、家族でキッザニア甲子園に初めて行ってきた。妻がauの携帯を使用していて、その抽選で入場券が当たったのだ。因みに日本のキッザニアはauの子会社である。キッザニア甲子園はららぽーと甲子園内になり、何度か前を通ったことがあるが、いつも混んでいるイメージで、うちの落ち着きのない子供たちが楽しめるのか不安で、一度も行ったことがなかった。無料ということで、思い切って申し込んでみた。午前9時スタートの1部と午後4時スタートの2部があるが、今回予約が取れるのは2部のみ。2部は帰りが遅くなるので、翌日休みの日が望ましいが、そういう日から予約が埋まっていく。仕方なく翌日が平日の休日の2部に予約を取った。
 キッザニアの楽しみ方は少しコツがいるようなので、事前にネットで下調べを行った。こちらあたりのホームページが非常に参考になった。また妻が聞いてきたママ友情報によると、子供一人につき大人一人が付く必要があると言う。みんな行きたい所が違うからだ。うちは子供が3人なので、私たち夫婦では足りない。しかし、今回はこのご時世なので家族のみで行くことにした。長男は妻が担当、長女・次男は私担当かな、と勝手に予想した。
 ららぽーと甲子園へは車で行ったが、甲子園球場で試合がある日はそれが難しい。車の中で子供たちが行きたい所のアンケートを取ってみた。午後3時半頃に着いたが、駐車場が結構いっぱい。南側の駐車場に停めて直行した。入口で入館手続きを行い4時過ぎに入ると、案の定人気の「寿司屋」「ピザショップ」などは予約終了。
 次男はなぜか一番に「自動車工場」に行きたがり、長男・長女は嫌だと既に意見がまとまらず。それで妻が次男担当、私が長男・長女担当になって別れることにした。子供たちに人気そうなのはかなり遅い予約しか取れない。しかも予約は1回分しか取れないので、足で回って子供たちの意見と待ち時間を睨めっこして探すしかない。私たちは2階に行きぐるっと回ったが、なかなか長男と長女の意見が合わない。「電車」を見つけ、待ち時間もそこそこ少なく、やっと二人の意見が合う。二人とも運転手になっていた。私は子供たちの写真を撮りながら、次にどこに行こうかマップで探すことにした。「消防署」も楽しそうだなあ。「電車」が終わると、二人を連れて「消防署」を覗いてみたが、かなりの待ち時間。1階に降り、「観光バス」に乗せることにした。少し時間があるので、早いが食事を摂らせることにした。子供たちは目の前に楽しいことがあると、なかなか食事を摂ってくれない。「RF1」で飲み物や軽食を買い(結構高いが、飲食物の持ち込みは出来ないし、全員で途中退場も出来ないらしい)、「観光バス」のバス停近くで食事を摂った。バス出発の時間が迫っていたが、ちょうどそこに妻・次男が合流。多めに買った食事を妻に譲って、長男・長女は「観光バス」に乗せることにした。ちなみに次男は「自動車工場」の後、「宅配センター」に行ったらしい。なぜか待ち時間の少ないものを積極的に選ぶ次男。ここからは家族全員で動き、待ち時間の少ない「印刷工房」に行った。ここで7時を回ったので、そろそろ撤退することにした。長女はもう1ヶ所くらい行きたいと愚図ったが、これくらいが限度と判断した。間に「銀行」などに行って口座は開設したりしていたが、次回いつ来れるかも知れないので、貯めたキッゾを出来るだけ使って、帰りに「デパート」で小さな買い物をした。自宅に帰りついたのは8時くらいで、みんなでインスタントラーメンを食べた。

 今回はお試しぐらいの感じで、子供たちがどれくらい楽しめるのかもある程度分かった。不安に思っていた次男が意外と楽しめていたようで、それなら良かった。親は外で見ているだけで良いとのことだが、どこに行くか決めるのが難しい。欲張らないのが大事だが、事前にお勉強が必要だ。入場料が高いという意見も聞くが、親と切り離された子供相手に細々と対応しなければいけないことを考えると、仕方ないかなと思う。また行っても良いとは思うが、親の体力との相談。

2021年 あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。去年末から、長男が風邪で発熱は全くないが喉が痛く食も細くなり、私もその風邪をもらったせいで、年末年始は誰にも会わず完全に巣ごもりしていた。長男は1年に一度くらい冬に同じような症状になり、今回も同様だが、うっかり風邪も引けない。それでも例年ならもっと何回も風邪を引く子供たちが今年はあまり引かない。

 昨年は完全に想定外のことが起こった。新型コロナウイルスの感染拡大である。一昨年は春頃に妻が入院して、それ以降はずっと子供と同伴出勤していた覚えしかない。昨年は春から次男も幼稚園に上がるから私の職場の保育園に連れていく必要が無くなると思っていたら、春前に新型コロナウイルスの流行が始まり、幼稚園へ行けない日があったりして、結局夏休みが終わるまで保育園に連れて行っていた。

 車の中くらいしかクラシックを聴く機会が無い私としては、子供同伴の通勤中はテレビやアニメのDVDを見せていたので、2年間の間に少しずつ入手していたクラシック関連のCDやDVDを本格的に聴けるようになったのは9月以降である。だから、現在に至ってもまだ全ては聴けていない。毎年1年間に聴いたクラシック音楽で一番印象に残ったものをこのブログに挙げているが、去年は挙げれず、現時点でもまだまだだ。しばらく置いてから、2019・2020年に入手したものの中から挙げようと思う。

 去年で改めて思い知らされたのは、前と変わらない日常が何となく続くと思っているのは幻想ということだ。新型コロナウイルスの流行で生活スタイルまで変更せざるを得ず、全ての人が影響を受けた。新型コロナウイルスは日本国内に限っては、ほとんどの人にとっては普通の風邪以上ではないが、一部の人にとっては劇的な症状悪化をもたらす。私の見聞きする範囲でも何人か感染者が出て、具体的な話を聞いたが、中等度以上の感染者は明らかにインフルエンザ以上の症状である。しかし、無症状~軽症の新型コロナウイルス感染者に対しては一般的な対症療法以上は必要無いのに、医療機関の防護対策は全ての風邪患者に同様な措置を取るしかなく、負荷が大きいことだ。どれだけ無症状~軽症の感染者であっても増えれば、重症者も増えるのも当然なので、重症患者に対応できる限られた医療機関のキャパを超える。もちろんロックダウンのような状況を続けると経済も死んでしまう。どのような政策を取っても批判はあると思うが、何を優先するかは結局政治判断なのだろう。

神戸の蕎麦

 私は旅行以外で関西から出たことがなく、麺類については基本「うどん」派であった。それが20歳を超えて、東北に旅行した時に「蕎麦」に目覚めた。蕎麦は夏に冷やして食べるイメージがあるが、秋の新蕎麦が美味しいことを本当に理解したのは大人になってからである。関西には「うどん・そば」を両方出す店はいくらでもあるが、美味しい蕎麦には簡単に出会えない。

 たまたま車で通りかかった時にみかけた「手仕事屋」という店がずっと気になっていた。ネットで検索すると、昔は六甲の方にあったらしいが、5年ほど前に阪神住吉駅の近くに移転してきたようだ。
 と言いつつ、最初に見つけてからなかなか行く機会が無かった。

 妻の入院中に家の模様替え・片づけを手伝ってもらった友人にお礼を兼ねて、この店を訪ねた。建物は普通の民家のような作りで、店に入ると、和室にテーブルとイスが置いてある。自宅近くにも似たような作りの蕎麦屋があって、そこも手打ちを売りにしていたが、店の雰囲気ほど美味しくなかったので、少し警戒した。しかし出された蕎麦を頂くと、蕎麦の香りも良く非常に美味しい。後にこの友人が退院してきた時、食が細っていると思ったのでここに連れて行ったら、思いのほか量も食べてくれて私も嬉しかった。「二八」と「玄挽」という蕎麦があり、どちらも個性がある。蕎麦以外のメニューも頂いたが、それも美味しい。後に妻がママ友とランチで「華膳」というコースを頂いたようだが、小鉢などに盛られたおかずもどれも美味しかったらしい。これはぜひ予約して食べて欲しい。

 こんな店が徒歩圏にあれば通うのにと思いつつ、うちのような落ち着きのない子供連れではなかなか行けない。

カーメン・ドラゴンとフェリックス・スラトキン

 数々の音源復刻を手掛ける英Scribendumからカーメン・ドラゴンとフェリックス・スラトキンの録音集が発売された。
 いわゆる「ライト・クラシック」の録音が大量に収められている。非常に詳しい説明がHMVのホームページにある(→ドラゴンスラトキン)。1950~60年代のモノラルからステレオ初期の録音である。ハリウッド近郊で集められたオケのメンバーは、ワルターやストラヴィンスキーが晩年にハリウッドで録音を残したコロンビア響に近いことがほとんどのようだ。アンサンブルが緩いと感じさせる場面もあるが、それも含めて非常に濃厚な戦後アメリカの雰囲気が味わえる。アメリカには独自の美意識があるのだ。ただし、いわゆるクラシック名曲よりアメリカの音楽の方が私は圧倒的に楽しめた。子どもの運動会でよくかかっていそうな音楽も聴ける。しかし、クラシックはやはりレパートリーの中心がヨーロッパ作となるので、空気感の違いを感じる。スラトキンよりもドラゴンの方がいわゆる「クラシック名曲」は聴いていてしっくりくる。色々考えると、数々のクラシックの名盤を残したライナーとシカゴ響、セルとクリーヴランド管、オーマンディとフィラデルフィア管、バーンスタインとニューヨーク・フィルなどの凄さを改めて実感する。

 私がこの時代のアメリカの音楽を聴いて思い浮かべるのは、ルロイ・アンダーソン(自作自演の録音が素晴らしい)と「トムとジェリー」の劇中音楽である。聴いていると何だか幸せな気分になれるのだ。
 特に「トムとジェリー」の音楽はNHK「らららクラシック」などでも特集が組まれるくらいバカにできない。私も子供の頃、夏休みの午前中などに決まって観ていた。私の子供たちも車内でDVDや、プライム・ビデオを観る時の定番である。本来ワーナーがフィルム原盤を持っているようだが、古い映像はパブリック・ドメインとなっているので100均などでもDVDが手に入る。そして、私が愛好するのは1940年から58年までに制作された、いわゆるハンナ=バーバラ第1期のものであり、それ以降のものはパロディーだとすら思っている。音楽的にも非常に面白い回があり、例えば「星空の音楽会」内のヨハン・シュトラウス2世の「こうもり」序曲の演奏も素晴らしい。