クラシカ・ジャパンが終了だって
日本で唯一映像付きのクラシック音楽専門放送を行ってきたクラシカ・ジャパンは昨年10月末にスカパー!やケーブルテレビ放送からの撤退し、インターネット動画配信「クラシカ・ジャパン プラス」に完全移行と言っていたが、それも3月末で配信終了となった。これで完全に終了ということになる。私はクラシカ・ジャパンに一度も加入したことはなかったが、ずっと気になる存在ではあった。しかし個人的に視聴する時間は取れないし、NHKのBSなどで時々やっている放送でさえも追えていない自分がクラシカ・ジャパンに入ることなどはあり得なかった。またネット配信も高音質の方向に向かっているし、コロナ禍でオーケストラ・劇場や放送局が独自の配信を行っていることを考えると早急な結論が出たのは仕方がないことだろう。私もAmazonのFire TV Cubeを使っていると、専用のアプリがあったりして、そこでサンプル的なものは視聴したことがある。
ベルリン・フィル。
ウィーン国立歌劇場。
独仏共同出資のテレビ局。
オーストリア放送協会。
バイエルン放送。バイエルン放送響も所有している。
メトロポリタン歌劇場。
探せば他にも独自配信しているところは色々出てくるはずだが、こんなものを巡っていてはいくら時間があっても足りない。自宅でテレビを視聴する時間が無い私は、通勤の車内で音楽を聴いているが、それにしてもスマホでクラシックを聴けるアプリは気になる。おそらくSpotifyが独走している思われる。
私は広告の入る無料版しか使ったことがないが、クラシックはシャッフル再生と合わないのであまり使わない。有料版だと収録曲数が多く、使いやすいらしい。
で、私が気になるのはclassic managerである。これは無料のクラシック専用アプリだが、ブラウザベースでも使える。なぜ無料かというと、著作隣接権の保護期間が切れた音源を使用しているためである。モノラルから初期ステレオの録音が公開されているが、この時期は音質的にも演奏的にも素晴らしいものが多い。私もこれからこのアプリを使って楽しんでいこうと思う。