明石駅前の公園

 ゴールデンウィーク後半に子供たちがどこかに連れて行けと騒いでいた。私は飛び石で出勤があり、それほど連休という感覚ではなく、車で遠出をすると渋滞に巻き込まれるのを敬遠していた。そうすると、電車で出かけるしかない。色々迷った末、(JR/山陽)明石駅前にある明石公園に行くことにした。
 阪神間からはほぼ一本の電車で行けるので、私もコロナ禍前はネタに困ると明石駅近くにある「トイザらス」に子供たちを連れて行っていた。その「トイザらス明石店」も今年の4月に閉店したらしい。以前は比較的あちこちで見かけた「トイザらス」店舗も少子化・ネット通販の普及で少しずつ減ってきていた上に、コロナ禍で実際にサンプルの玩具に触れることも無くなり、ますますリアル店舗の存在意義が無くなってきているのだろう。実際私も最近は子供たちの誕生日やクリスマスの準備はリアル店舗に行かず、ネット通販に頼ることが多くなってきていた。

 子供たちは学校や幼稚園の遠足で明石公園に来たことはある。今回はゴールデンウィーク中に明石公園でイベントがあると知っていたので、子供たちを連れて行っても何か食いつくものがあるだろうと思って、行った次第だ。

 明石駅に着いた頃お昼時だったので、子供たちもお腹が空いたらしい。駅前にファーストフード店もあるが、子供たちも少し大きくなってきたので、地元の物を食べたい。折角なので、駅南側にある「魚の棚商店街」へ行った。休日は混雑しているイメージだが、思ったほど混んでおらず、明石焼(地元では「玉子焼」と言う)を食べることにした。明石焼は子供たちの好きな「たこ焼き」に似ているので、食べやすいだろうと思ったからだ。魚の棚には明石焼専門店はたくさんあり、個人的にお気に入りの店もあるのだが、昔からやっているので間口が細く子供連れで入りにくい店もある。今回は子供連れにフレンドリーな「ギャラリーであい」に入った。ここは飲食物は明石焼・ソフトクリーム・飲み物しかないが、展示物が多い不思議な空間。
 子供たちがどれくらい食べるか分からなかったので、とりあえず15個1枚(傾斜がついた木の板の上に明石焼がきれいに並んでおり、その1人前分を1枚と呼んでいる)を頼んだ。
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 出し汁を人数分と、薬味としてネギの他に、珍しい甘酢ショウガを持って来てくれた。途中で味を変えるために、出し汁に入れるとさっぱりするらしい。とりあえず玉子焼を出し汁に入れて、そのままでは子供たちは熱がるので、別皿に取り出して冷ましてやると長女は美味しそうに食べだした。次男はもともと新しい食べ物に警戒心が強く、お腹も空いていないらしかったので、全く食べなかった。長女も途中からは出し汁ではなく、たこ焼き用ソースをかけて食べだした。「明石焼」は「たこ焼き」とは生地が違い、出し汁を飲みながら熱々を食べるのがなかなか美味しい。
 店を出ると、明石では昼網と呼んでいるが、水揚げされたばかりの魚が昼過ぎに鮮魚店の店頭に並ぶ。特にボウルに入れられたカレイがピチピチ跳ねており、子供たちも大喜び。
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 少しお腹が満たされたので、明石公園に向かうことにした。駅北側の道路を挟んで、明石公園入口前の旧明石城お堀には鯉・カメの他にカモもおり、そこでまず子供たちは引っかかる。
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 先を急ぐと明石公園に入ってすぐの広場で事前情報通りイベントが開かれ、キッチンカーや露店が多く並んでいた。
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 その出店やらお城やらの誘惑を通り過ぎて、公園一番奥にある「子どもの村」に向かう。ここは遊具があり、子供が一番喜びそうな広場だが、駅側の正面入口から行くと少し距離がある。そしてやはり別の誘惑に引っかかった。
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 途中に大きな池があり、ボートに乗れるのだ。以前は子供がもっと小さかったので乗りたいと言われても私が断固拒否していたが、子供たちも少し分別がつくようになってきたので、足漕ぎボートに乗ることにした。3人乗り用は30分で900円。中央席がハンドル、左右の席でサドルを漕ぐ形だが、子供たちは足が届かない。当然私1人で漕ぐことになるのだが、ハンドルを子供たちが放さないし、時々風に流されたりするしで、思うように進まない。当日は少し暑かったのだが、水上は少し涼しくて、時々カメが近くに顔を現したり、子供たちは満足げだった。

 ボートを下りて先に進むと、やっと「子どもの村」に到着。
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 遊具で遊んだり、持って来ていたシャボン玉(これも最近行ったお祭りの福引で当たったものだ)をしたり。しばらくすると子供たちもバテだしたので、帰途に着くことにした。途中で次男の頬っぺたが赤くなっていたので、かき氷を食べさせてやるために入口近くの露店まで行こうと思ったが、それなら野外となる。公園途中の建物に喫茶店があったことを思い出し、そこなら室内で涼みながらゆっくり休むことも出来る。氷の入ったお冷を飲みながら、頼んだフラッペを食べて休憩しているうちに、次男の頬の赤みも引いてきた。

 元気が回復してきたところで、少しグズりだした子供たちを連れて「魚の棚商店街」まで戻り、今日来なかった家族のために、タコ飯・明石焼(出し汁がパック詰めされて持ち帰りが出来るのだ)・タイのお刺身を買って帰った。タコ飯と明石焼を買ったのは「よし川」、タイを買ったのは「松庄」。「よし川」は魚の棚の西端の方にあり、長男がまだ小さい頃ベビーカーで入れたお店で、明石焼のタコを除けば離乳食が進んだら食べさせていると教えてくれた。「松庄」でも過去に何回も買い物をしている。「魚の棚商店街」は他にも穴子、タコの柔らか煮と言ったお惣菜、揚げ物、練り物、漬物、野菜など食材は多く揃うので、地元だったら通いたい商店街だ。

 帰ってから、一緒に行かなかった長男はタコ飯を、一緒に行った時は明石焼を食べなかった次男は今度は明石焼を頬張っていた。タイのお刺身は元々お買い得だったが、帰りがけに買ったので値引きをしてくれて感謝。日本でも屈指の「明石の鯛」なので、マズかろうはずがない。

 明石公園は広いので端から端まで行くと、子供たちの足では少し大変なようだが、飽きはこないだろう。次回はレジャーシートを必ず持ってくるように長女に強く言われた(笑)。

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