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私は自動車が好きだが、いわゆるフツーのクルマが好きである。私は車を日常的によく使うので、車は道具であると考えている。日常的な道具であるから、特別な性能を要求することはないが、使い易いことが第一であると考えている。そうして見ると、私の中で基本要求を満たしている車というのは意外と少ない。 先日、「マガジンX」という車雑誌を読んでいて、VWのTSIエンジンの説明記事が載っていた。それまで、このエンジンのことについては他の車雑誌などにも載っていたが、単純にターボエンジンかという、いい加減な認識しかなかった。この認識は半分は当たっていて、半分は外れている。 これから以降はVWの5世代目ゴルフベースの車に載せられている1.4LのツインチャージャーのTSIエンジンの話だけをする。現在VWには他のTSIエンジンというラインナップもあるが、これは基本的には従来のTFSIエンジン、つまりガソリン直噴エンジンにターボチャージャーなどを組み合わせたもの、と同じである。1.4LのツインチャージャーのTSIエンジンは基本的に、従来からVWのポロなどにも載せられていた1.4Lガソリン直噴エンジンに、これまた従来からあるスーパーチャージャーとターボチャージャーを組み合わせたものである。別に目新しい技術は使われていない。こういうエンジンは、かつて日産やBMWも作って実際に市販車に載せられたことがあるらしい。しかし従来の考え方では、エンジンから出来るだけパワーを搾り出すことを考えていたのに対し、VWのTSIエンジンはそうではない。VWはゴルフ・クラスの車のエンジンを次第にこのTSIに置き換えていこうと考えているようだが、日本ではゴルフは現在2.0Lガソリンエンジンが主力である。1.4Lと言うのはずいぶん排気量が少ない。これは、VWが主張する通り、エンジンのダウンサイジングを進めようという目的であることは間違いない。1.4L TSIエンジンはVWによれば、だいたい1.6Lクラスの燃費で2.4Lクラスのパワーを発生するエンジンだと主張している。これは従来のターボエンジンに対するイメージからすると、非常にかけ離れたものである。従来のターボエンジンは回せばパワーが出るが、燃費が非常に悪化する特殊なものである。しかし、TSIエンジンは燃費は結構良く、下から上までトルクフルなエンジンだと言うのだ。 VWはゴルフ・ファミリー、すなわちトゥーランやジェッタなど、さらにはVWグループのゴルフ・プラットフォームで使う量販エンジンとして1.4L TSIエンジンを利用するのだろう。この技術を流用すれば、VWは直4のガソリンエンジンを1.0Lと1.4Lの2種類くらい作れば、あとはスーパーチャージャーとターボチャージャーを組み合わせて、ソフトウェア的なチューニングだけで、ほとんど全ての直4エンジンを置き換えることが出来るということである。エンジンは開発費が大きくかかるが、細かく排気量を刻んでエンジンを作り分ける必要が無くなる。メーカーとしては、これが一番大きいのだろう。これを見る限り、VWはガソリン・エンジンに関しては、燃費低減のために、トヨタ・プリウスのような大幅な重量増を招く電気モーターとエンジンの組み合わせの必要は無いと考えているようである。 VWは何時からこのようなことを考えていたのだろうか?TSIエンジンは確かに従来からある技術の組み合わせに過ぎないが、そのエンジン・マネージメントには最新のコンピューター技術が必要であろうし、DSGというVWお得意のセミAT技術があったからこそ、低燃費と高出力の両立が可能になったのだろう。そういう意味では全く新しいエンジンである。しかし、このTSIエンジンの技術を推進する原動力になったのは、間違いなく日米より欧州で開発が進んでいるディーゼル・エンジンの最新技術であり、その影響を見て取れる。 では実際のところ1.4L TSIエンジンの載ったゴルフの性能はどうなのであろうか?主に低燃費と高出力という部分である。実は雑誌「カー・グラフィック」によると、ゴルフのうち1.4L TSIエンジンの載ったGT TSIと普通の2.0Lエンジンの載ったGLiの2つのモデルで、燃費の差はほとんど見られなかったようである。これは普通のエンジン+トルコンATに対し、TSIエンジン+DSGは重量の面でハンディを負うところがあったと考えられる。ただ、スピード・テストの結果ではGT TSIは全ての面でGLiよりかなり速く、2.0Lターボの載ったGTIより少し遅いという感じである。現在日本のトゥーランに載るTSIエンジンは出力の差で2種類あり、高出力の方がゴルフGT TSIと同じ性能である。本国には3種類の出力モデルのTSIエンジンがあるようだが、日本に入ってくるのは一番高出力なモデルと中間のモデルで、一番低出力な1.4L TSIは2.0L TSIと同じくターボチャージャーが付くのみでスーパーチャージャーが付かないが、その後このモデルも導入されることになった。だから、低出力の方のTSIが載っていたら、もっと燃費が良いのかも間違いない。 いずれにしても、TSIとDSGは、太田安彦氏のHPで述べられている通り、VWグループの「偉大なる試行」であると考えられる。それは、トヨタのハイブリッド・エンジン然りである。 私はこのゴルフGT TSIと言うモデルに試乗する機会があった。試乗なので穏やかな運転で、燃費や出力に関しては何も述べることは出来ないが、分かったことだけ。それは非常に普通の車であったということだ。ターボやスーパーチャージャーが付いているからと言って、喧しいエンジンではないし、今ターボが回り始めたななどと意識することもほとんど無い。DSGもセミATであるが、普通のトルコンATのようにクリープをするので、乗り換えても全く違和感は無い。普通にアクセルを踏めば普通に加速するし、ブレーキを踏めば普通に止まる。既存の技術の組み合わせで、これだけ普通の車をつくり、これで本当に低燃費・高出力を実現できているなら、それは驚くべきことであると思う。もともとゴルフは面白い車ではないが、量販車としての基本性能が優れていることが、最大の魅力である。そういう車に最初に載るにはふさわしいエンジンであると思う。これからVWグループの主力エンジンとなる思われるTSIだが、排気量のダウンサイジングということについて、お客はどう受け止めるだろうか? |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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次期型主力戦闘機候補2
もう一台は、発売当初からずっと本命候補だったゴルフ・ヴァリアント。2004年から日本に導入されていた5代目ゴルフ(通称ゴルフV)は、ベースとなるハッチバック以外に、トールワゴンタイプの「プラス」、ミニヴァンタイプの「トゥーラン」、セダンタイプの「ジェッタ」などのヴァリエーションが追加されたが、当初ステーションワゴンは発売される予定が無かったのです。うちは駐車場の都合などで、全高の高い車は買えません。しかし、次期型ゴルフVIのイラストも雑誌などで紹介されるモデル末期も近付いてきた頃になって、... ...続きを見る |
気になって仕方が無い! 2008/07/14 01:07 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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う〜ん?今日は車ですか?ミッション車をうさぎ跳びさせる私には難解だな(笑)アリアCDアクセスしてみました、まぁ、私の欲しいものなんてたいがいアマゾンでそろうと思うのですが。シャルパンティエやコレッリが欲しいな。私は高校の頃、テキトーに入った合唱部でクラッシクと出会いました。そして早いうちに好みが固まってしまいました。小林秀雄や吉田秀和氏の文章に酔った口です。wankiconeさんやうりっせさんみたいに純粋に音に陶酔すればいいものを!でも、これをく機会に、また音の大海原に漕ぎ出しますぞ。シューベルトはお任せください(笑)ちょっとしたレアな本も持ってます。告白しますが、私は実は彼の器楽曲が大好きです(ドイチュ番号もずいぶん高くなった頃のが)ところで、茶虎の女の子の事ですが。遺伝的な要因です。詳しく言うと長くなりますのではしょりますが、茶虎の雄雌の間にしか出来ません。三毛の雄ほど珍しくはありませんが、それでも、茶虎と言えば、ニャン吉君みたいに男の子が多いですよね。 |
夏みかん 2007/08/09 23:08 |
その時に印象に残ったことを気分で書いているので、話題が飛ぶのはお赦しを。 |
wankichione 2007/08/10 18:40 |
私がお教えすることなんてなにもありませんてば。それよりご指南いただきたいことが一杯!ただ、シューベルトが大変前衛的だったってことは、あまり知られてないみたいですね。彼からシューマンなんかのロマン派に流れていったと言われていますが(それもあるでしょうが)じつは、彼の芸術はブルックナーや、マーラー、ワーグナー、ラベル、その他の前衛音楽に繋がっていったというのが最近の評価らしいですよ。確かに死の迫った頃に書かれた「ドッペルゲンガー」という歌曲は実に不思議です。私は今、アルバンベルク四重奏団の四重奏曲15番ト長調と、5重奏曲ハ長調(これは、ヨーヨー・マとクリーブランド菅に名演があります)を持っていますが、これは、モーツァルトが最後に到達した境地とはかなり違うみたいです。それは、ともかく「ザ・グレートで」です!私はベームのものを比類なきものと信じています。なにか他に素晴らしい演奏はご存知でしょうか? |
夏みかん 2007/08/10 23:10 |
そうですね。シューベルトは夭逝で、未完成な音楽家というイメージが以前は広がっていたみたいですが、今はその未完成と評価されていたところが前衛を含んでいるというニュアンスになってきているのかな。 |
wankichinone 2007/08/10 23:55 |
はじめまして。つれもなからとんできました。そうですね〜、VWUSAはここんところ(2006年)あまり元気なかったですよね。USではトヨタ以外はみーんな大苦戦中ですからね〜、大変ですね〜。USでも「VWは安くってとっても信頼できる。直すのだって安いし簡単!しかもカワイイ」というのが本来のVWのイメージだったはずですが値段的には割とお高めになってしまったんですよね。それでも若年層の心をヒップホップでがっちりつかんではいたんですが何しろ時代は「一に環境二に環境。人間よりも環境が大切」な時代ですからそこらへんもおさえていかなければ生き残れないですね。wankichiさんがおっしゃるように量産も開発もすごい短期化できそうですね。いまや車の開発および量産は絶対に各国でやることになるわけですからそりゃーすごいコストダウンですよ。すばらしい!wannkichiさんのところは勉強になりますね。ところでwannkichiさんは犬飼っているんですか?ねこだけかな? |
uta 2007/08/11 05:29 |
wankichiです。utaさん、はじめまして。車の記事を書くのは初めてです。技術的なことは詳しくないし、車の運転が上手いわけでもありません。アメリカにお住みですか?私もVWは質の良い大衆車というイメージなのです。ユーロ高というのもあるでしょうが、ここ10年ほどはVW自体が高級化路線を考えていたようです。しかし、そろそろ本来のポジションに戻ろうとしているのではないでしょうか?私もアメリカに行った時見た欧州車はドイツかスウェーデンの車だけで、逆にヨーロッパに行った時はアメリカ車は欧州生産のもの以外ほとんど見ませんでした。東京が世界で一番多くの車種が見れる場所じゃないでしょうか? |
wankichione 2007/08/11 06:16 |
トヨタのプリウスは画期的な技術ですが、VWは手持ちの材料と技術で同じことが出来るよという主張がこのエンジンに込められているような気がします。しかしお客さんに訴求できるイメージという点ではハイブリッド・エンジンには敵いません。となると、やはりメーカーのコストダウンが大きいのでしょう。環境問題だけじゃなく、原油の値段も上がってきているので、これからは体力のあるトヨタとVWが燃費競争を始めるんだと思います。量産されている技術では、この2社に敵うガソリン・エンジン技術を発表している会社は他に見当たりません。 |
wankichione 2007/08/11 06:17 |
おお、wankichiさんの正体は徳大寺有恒だったのね |
るう 2007/08/11 11:04 |
最近「間違いだらけの・・・」も書き疲れて引退した徳大寺です。そう言えば、ネコちゃん飼ってられるって、書いてあったなあ。そんなに体の悪いネコちゃんだったのか。見習わなければ。 |
wankichione 2007/08/11 17:36 |
うさぎ跳びの夏みかんです(笑)ムフ〜ちょっと分かってきましたわフォルクスワーゲンの話なのね(爆)そういえば、ずっと気になっていたけどベルリンの壁が崩壊した時、ドッとアウトバーンに溢れ出した、あのトラバントはどうなったんだろう? |
夏みかん 2007/08/11 23:24 |
紙で出来ていて水に浮くと言う噂のトラバントですね。車自体はまだ見かけると言う話も聞きますが、旧東ドイツでもVWなどの新しい工場が出来ているので、トラバントなどを作っていた古い工場は無くなっていると思います。 |
wankichione 2007/08/12 05:13 |
そうそう!確かワイパーも手動でライトも前に回って自分で目玉上げて点けなきゃならなかったとか。逆に言うとあんな素材で、曲がりなりにも走ってたなんて奇跡だって!ずいぶん前、NHK特集で「ピクニック作戦」って秀作があって、東ドイツの崩壊を息を呑んで見守ったものです。その後堰を切ったようにトラバントがアウトバーンに溢れて、猛スピードで飛ばしたもんで車体が道の真ん中で捌けちゃって(笑)なんか、切ないですね。ところで、私の知り合いにセレブいて、ランチアがお気に入り(もう10年前の話)あれって、イタ車ですか?可愛い箱型で綺麗な赤。素敵な内装でいかにも女性使用って感じでしたが、よく壊れてました。「でも、それが愛しいの!」なんじゃそりゃ?私はタンクの方がいい。 |
夏みかん 2007/08/12 23:08 |
もしかして、そのNHK特集って、東ドイツ崩壊の話で、そのベースになった原動力が、今のEUの基本アイデアも作ったハプスブルク家の末裔などの話もしてたやつですかね。時々NHKってビックリするような話をしてることもありますね。話は逸れますが、先日は核兵器が地上に落ちてこなくても大気圏の高いところで爆発するだけで、放射能は降って来ないけど、たとえばアメリカなら国土の半分のインフラが数ヶ月間使えなくなるって言う震え上がるような話やってました。 |
wankichione 2007/08/13 08:03 |
wankichiさんですね。ミススペルごめんなさい。で、確か↑フィアットは誰かが買い取ったんだけれどもいらないよっていわれたんですよね? |
uta 2007/08/13 13:47 |
アメリカのGMがフィアットの一部の株式を持って、最終的には買収しようとしていたようですが、数年のうちにGM本体の経営が悪化して、それどころではなくなってしまいました。結局もの別れで、フィアットは自力再建をしなければならくなりました。どうも、自動車メーカーの大型再編はきなこ様が話題にしていたボルボあたりが最後で、あとは個別案件ごとにエンジンや車のベースを共同開発する部分連合でいくようです。 |
wankichione 2007/08/13 14:03 |
そう、そのイプシロンだと思う。つまんない所が不具合になるんです。ミラーがどうの、バンパーどうの、やれボルトだビスだと(爆)でも、なかなか部品が手配できない。で、彼女はよくふくれっ面で実家の工務店の軽四を運転していました。でもね、彼女もなかなかの猛者で、トイレや洗面台の設備を満載した車を、滋賀方面の高速の真ん中で、ガス欠で立ち往生させたことがある。で、彼女の車のあしらいもどうだったのかなって(笑)それにしてwankichiさんは博覧強記。車なんて良く知らない私ですが、非常に興味のあるクラッシクカーがありまして。大好きな小松左京の短編に出てくる、デユーセンバーグっていう車があるんですけど、お聞きになったことはありますか?もう、作られてはいないんだけど、ロールスロイスよりも、高貴だったって話ですが… |
夏みかん 2007/08/13 15:39 |
本当はアメリカ映画みたいにボンネット開けて、部品いじってっていうのが車好きなんでしょうけど、もう素人が触れるようなところは少なくなってしまって。でもイプシロンなんか乗ってる人は本当に好きで乗ってるんだなあと羨ましくも思えます。 |
wankichione 2007/08/13 16:47 |
サディスティックミカバンド、復活したの?オリジナルメンバーで? |
uta 2007/08/13 23:18 |
サディスティック・ミカ(エラ)・バンド |
ウリッセ 2007/08/14 01:06 |
う、歌はうまいかもしれませんが私はミカさんが…何しろ年寄りナ物で…。なんていわないで聞いてみるべきですね。 |
uta 2007/08/14 11:18 |
加藤ミカ(福井ミカ)の個性的なヘタウマヴォーカルは、誰にも真似できないですよ。 |
ウリッセ 2007/08/14 12:36 |
サディスティック・ミカ・バンドの話でこんなに盛り上がるとは。今回は旬の木村カエラでしたが、前回の復活の時は桐島カレンだったかな?しかし、今でも最初のボーカルのイメージが強烈です。私の生まれる前に発表された曲だと知って二度ビックリ。 |
wankichione 2007/08/14 13:05 |
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