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<<   作成日時 : 2007/03/11 02:01   >>

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もう何度か書いているが、ネコちゃんが居つくようになって、夜は音を立てづらい時がある。しかし映画を見たいなあと思って、電気屋さんにサラウンドヘッドフォンを探しに行った。5.1chの音声をステレオヘッドフォンで再生するという商品である。こういう商品はどうしたって、本当に5.1chのスピーカーが立っている環境には敵わない。だから少々不満があっても安く済ませようと思った。AV製品とは、家庭ではどこで妥協するかが結局は鍵になる。

候補はソニーのMDR-DS1000とビクターのSU-DH1。ビクターの製品は正確にはヘッドフォンではないが、既存のヘッドフォンを流用すれば、ほぼ同じと考えてよい。価格はどちらも1万円くらいかな。しかし電気屋さんに行っても実物が無かった。そこで目に付いたのが、店頭で一番安かったパナソニックのRP-WH5000-S。価格は1万円台半ば。おまけにワイヤレスである。当初の予算はオーバーだが、機能を考えると安いと思い購入。

家で自室のDVDプレーヤーに繋げて、映画「ソードフィッシュ」と「ブラックホーク・ダウン」を鑑賞。映画の内容はどちらも非常に面白くて考えさせられることが多く、個人的には気に入っているが、賛否両論あると思う。それはともかく、サラウンド効果抜群の作品である。

最初に音を聞いて思ったのは、やはり値段相応の安物かな、と少し後悔した。いくつかのHPでレヴューがあるように、低音がスカスカだ。しかし考え直して、出来る対策をとろうと考えた。そこで思い出したのは、DVDプレーヤーのダイナミックレンジ調整が初期設定ではオンの状態であることが結構あるということだ。大雑把に言えば、これはDVDに本来記録されている音の大小の幅が再生時に圧縮されているということだ。どうしてメーカーがこういう設定をしてくるかと言うと、スピーカーで再生されるとき、映画中の小声の会話が聞こえるヴォリュームの音で聴いていると、あとで突然の爆発音などが入ったとき音量が盛大になってしまって、家庭で視聴するとき不都合であるから、などの理由が多いようだ。もちろん程度ものであるが、ヘッドフォンで聞くならダイナミックレンジが大きくても、あまり不都合は無い。それでDVDプレーヤーでこの設定をオフにして、ヘッドフォンのヴォリュームを上げると、スカスカ感はほとんど無くなって、不満もあまり無くなった。もちろん音質について細かく言えば、いろいろ言うことは出来るだろう。しかし、こういう商品は雰囲気を楽しむためのものである。

こうして冷静にこの商品を見てみると、セッティングは簡単だし、ドルビーデジタル・DTS・MPEG2 AACにフル対応して、トランスミッター部分は比較的コンパクトだし、ワイヤレスヘッドフォンは思いのほか煩わしさが無くて都合良く、値段を考えると非常によく出来た商品だと思う。光入力端子が一つだけというのが、少し残念である。

私は本来、家庭の中に5.1chのスピーカーを持ち込むということには反対なのだ。もちろん専用のAVルームなどを用意できる人は、あれば最高だと思う。しかしそういう部屋が無ければ、大型TV・レコーダー・アンプなどの他に計6本ものスピーカーを立てて、そのコード類が部屋中を這いずり回るのは、私のようなAV好きにとっても精神衛生上良くない。私はたいてい自分で配線などをするので余計にそう思うのだ。うちの大型TVの裏は何十本のコードがとぐろを巻いて、本当にえらいことになっている。

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