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気になって仕方が無い!

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私が「気になって仕方が無い!」ってことを書きます。
なんてアバウトな・・・。

建て前だけど書いておきましょう。
敬称略。リンク・フリー。

私が管理人をつとめるクラシック音楽関連のBBSは右下の「お気に入りリンク集」内の「名盤あれこれ2」です。
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セーロフのチャイコフスキー後期交響曲

2017/05/16 11:02
 エドゥアルド・セーロフ指揮ヴォルゴグラード・フィルのチャイコフスキー後期交響曲が再発売された。クラシックCDショップ・湧々堂のチャイコフスキー第5番全ディスク紹介ページこちらに詳細が掲載されていたり、他のブログで紹介されていたりで、以前から気になっていたが、入手難だった。

チャイコフスキー:交響曲 第4番-第6番[2枚組]
Es-dur
2016-12-21
ヴォルゴグラード・フィルハーモニー管弦楽団

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 ちなみにヴォルゴグラードは第二次大戦中に甚大な被害が出たことで有名なスターリングラードと呼ばれていたロシアの都市。ヴォルゴグラード・フィルはセーロフが1987年に創設した比較的新しいオケ。上記の録音では、弦楽器のスッキリした見通しの良さとロシアらしい金管楽器の野太さが相まって、芯の強い演奏を聴かせてくれるが、これはムラヴィンスキーの弟子だからか。私が購入前に抱いていたイメージとはかなり違う演奏だったが、評判がかなり良かった理由はよく分かる。

 とは言っても、ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルのチャイコフスキーの戦慄の演奏は別格だが。

Tchaikovsky: Symphonies 4, 5 & 6
Dg Imports
2006-01-02

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 セーロフは昨年亡くなったが、残っている録音はティシチェンコやボリス・チャイコフスキーと言ったロシアのあまり有名でない作曲家が中心である。しかし、チェコ・フィルを振ったショスターコヴィチの交響曲第15番のライヴが最近再発売された。チェコ・フィルの独特の音色のせいもあるが、異色の名盤であると思う。

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基本情報ジャンルクラシックフォーマットCDレーベルPraga発売日2016年07月26日商品番号PR


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マゼール・フィルハーモニア管のマーラー全集

2017/05/12 11:21
 マゼールが亡くなって、もう3年が経とうとしている。彼が亡くなる前から3曲ずつ分売されてきたマーラーの交響曲のライヴ録音が全集ボックスとなった。分売されていた時点で評判は聞いていたが、いずれ全集として発売されるだろうと思って私は待っていた。彼ははマーラーを重要なレパートリーとしていたが、フィルハーモニア管との全集はその生涯の集大成として、位置づけられるだろう。

Mahler: Symphonies Nos. 1-9
Signum Classics
2017-04-07
Loein Maazel

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 マゼールのマーラー全集の録音は4回あると考えられる。1回目はウィーン・フィルとのセッション録音。

Mahler:Symphonies 1-10
Imports
2002-10-07

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 2回目は当時の手兵バイエルン放送響とのライヴだが、FM放送を録音したとみられる海賊盤で、一般には手に入らない。3回目はまたその当時の手兵ニューヨーク・フィルとのライヴだが、これはiTunesなどのデジタル配信のみ。そして4回目が今回のフィルハーモニア管とのライヴとなる。実演はもっとこなしているだろうが、こんなにマーラー全集の録音を残した指揮者は他にいない。

 マゼールはスキャナーのような記憶力、そして耳の良さ・バトンテクニックとあいまって、世界中のオケを振る超一流の指揮者でありながら、個性的な解釈でそのアクの強さが賛否両論を呼んだ演奏が多い。録音マイクが入っているかいないかで全く違う演奏をするという噂も聞いたことがある。私も彼の演奏は非常に気になるものの、時期によってもかなり違った解釈をしているようにも思え、「感動できる」と言うよりは「油断ならない」という印象である。しかし、彼の最晩年近くの録音を聴く限りでは、アクに思えた個性が昇華して、透明感と重量感を併せ持った美しい演奏を行っているように思える。これを丸くなったという意見もあろうが、フィルハーモニア管とのマーラーでは、曲を知り尽くしていることから来ると思われる独自の解釈から、こちらがハッとする瞬間が随所に現れるのも事実。バーンスタインやテンシュテットのような内部から蠢くような熱気とは違う、対象と一定の距離を持ちながら、しかし曲の隅々まで目の行き届いた演奏はマゼールらしいと感じさせる。

 録音の良い上質なマーラー全集がまた一つ現れたといえる。欲を言えば、同時期に演奏していたらしい10番と「大地の歌」を加えて欲しかった。
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指揮者ヴラフの録音集

2017/03/25 16:32
 チェコの指揮者でヴァイオリニストのヨゼフ・ヴラフの、指揮者としての録音をまとめたものが、チェコSupraphonレーベルより発売された。収録内容はこちら

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ローチケHMV 1号店
基本情報ジャンルクラシックフォーマットCDレーベルSupraphon Archiv発売日2016年0


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 ヨゼフ・ヴラフはかつてチェコ・フィルや自らの名前を冠したヴラフ四重奏団(現在活動しているプラハ・ヴラフ四重奏団のヤナ・ヴラコーヴァの父)などのヴァイオリニストだったが、チェコ室内管弦楽団を再結成し、指揮者として活動していたらしい。おそらくチェコ国内では著名な人物であろうが、現役盤の録音はあまり見かけない。私もヴラフのことは存じ上げなかったが、上記の盤が発売されることを知り、チェコの演奏家に興味があるので入手してみた。

 ドヴォルザークやスークといった同郷の作曲家の曲は、特に弦楽に表情豊かな活気に満ちた演奏が繰り広げられている。私は今まであまりチェコの作曲家の管弦楽曲は熱心に聴いてこなかったが、ヴラフの演奏なら曲の真価を味わえる気がする。モーツァルトやチャイコフスキーの曲は、ついウィーンの艶やかな演奏と比べてしまうが、チェコの演奏は素朴ながら力強さを感じる。意外と良かったのが、パーセルの組曲「アーサー王」とレスピーギの組曲「鳥」で、ヴラフとバロックの相性の良さを実感した。

 チェコにはまだあまり有名でない演奏家が多くいる感じがするので、Supraphonをはじめチェコのレーベルには頑張って頂きたい。
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ギーレンのブルックナー

2017/03/21 16:53
 去年末から久しぶりの更新である。面白い演奏はちょくちょく出会うのだが、なかなか筆が進まない。

 ギーレンのブルックナー交響曲全集が発売された。SWR MUSICから「ギーレン・エディション」として全10集発売されるシリーズの第2弾である。2番のみザールブリュッケン放送響で、それ以外は彼のかつての手兵バーデン=バーデン・フライブルクSWR響(旧・南西ドイツ放送響)との録音である。どちらのオケも資金難により近年合併して、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管と(新)南西ドイツ放送響に名前が変わっている。



 ギーレンはマーラーの交響曲全集も残している。

Gielen Conducts Mahler Symphonies 1-9
Hanssler Classics
2005-06-14
Baden- South West German Radio Symphony Orchestra

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 よく言われることだが、指揮者にはブルックナーを得意にするタイプとマーラーを得意にするタイプがあり、両立しているケースは少ないように思われる。両方の交響曲全集を残しているのは、私の知る限り、ショルティ、インバル、ハイティンク、マゼール、シャイー、ギーレンのみ。意外と少ないし、個人的には、ショルティ・インバル・マゼールなどユダヤ系指揮者とシャイーはマーラーの方が、ハイティンクはブルックナーの方が良いと思う。ギーレンは珍しくも、どちらが一方が良いと言い辛い。

 ただ、ギーレンのブルックナーとマーラー全集は、現代音楽に強い冷血系という一般的なイメージとは随分違う。確かに、オケの音色も含めて独特の色合いを持った演奏とは言えないが、特に近年の録音はゆったり余裕のある巨匠風。そして、どちらも非常にバランス良く質感が高い。

 ギーレンにはベルリン・フィルを振ったマーラー7番などの録音もあったが、これも明晰な演奏。ベルリン・フィルのマーラー7番はアバド・ハイティンクぐらいしか他に録音がなく、力感のある演奏は興味深い。

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 彼が南西ドイツ放送響以外のオケを振った演奏も非常に面白そうだ。引退してしまったようなので、今後も様々なライヴ録音発掘を期待したい。
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2016年の1枚(?)を選ぶとすれば

2016/12/29 12:26
 今年もあっと言う間に年末に。クラシック関係の記事を書きかけでいくつか放置したまま、年の瀬を迎えてしまった。入手したものの、聴かずに積み残してしまったものも多く、新譜より旧譜をまとめたボックス物についつい手が伸びてしまった。だから、私が選んだ今年の1枚と言っても、一般的なディスク・オブ・ザ・イヤーとは違うが、今年聴いて感銘を受けた演奏には間違いないので、備忘録として記事にしようと思う。

 1位は前に記事にした「イヴォンヌ・ルフェビュール大全集(24CD)」だった。このボックスは過去発売された録音がかなり入っていたが、新たに発掘された録音も含んでいた。あらためてルフェビュールというピアニストの偉大さを感じ取れた。

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基本情報ジャンルクラシックフォーマットCDレーベルSolstice発売日2016年11月15日商品番


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 2位は現在NDRエルプ・フィル(旧・北ドイツ放送響)の首席指揮者を務めるトーマス・ヘンゲルブロックと彼の古楽器演奏の手兵の録音を集めたボックス。収録内容はこちら

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基本情報ジャンルクラシックフォーマットCDレーベルDhm発売日2016年12月09日商品番号8898


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 こちらは完全に旧録音を集めたボックスで、バッハのミサ曲ロ短調やハイドンの「天地創造」以外はあまり馴染みの無い曲がほとんどだが、普段声楽をほとんど聴かない私を魅了する演奏が多かった。繊細さと躍動感のバランスが良いからだろうか?ヘンゲルブロックは今後生演奏を聴いてみたい演奏家の1人となった。

 3位はカイルベルトとケルン放送響のライヴ録音集。こちらはれっきとした初出音源集。

SSS0193/96 カイルベルト指揮ケルン放送響ステレオ・ライヴ1966-67
WEITBLICK
2016-11-30
ヨーゼフ・カイルベルト

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 録音年が1966〜67年ということで音質が気になったが、彼のセッション録音より生々しい、十分に良いステレオ録音。しかも彼の急逝が1968年なので、最晩年の演奏ということになる。カイルベルトはやはり独墺系作曲家の曲が中心のレパートリーとなるだろうが、今回初出のマーラーの4番もかっちりした演奏ながら、叙情性に溢れている。近年に発掘されたワーグナーの「ニーベルングの指環」といい、本当に彼の早世が惜しまれる。

Der Ring des Nibelungen (Bayreuth 1955)
Testament UK
2008-02-12
Wagner

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 今年はこれで更新納めとなるかな?良いお年を。
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ルフェビュール録音集成

2016/12/10 12:46
 イヴォンヌ・ルフェビュールについては以前に記事にしたことがある。録音は少ないながら、仏FY/Solsticeと言ったマイナーレーベルを中心に聴けるが、現在入手困難なものも多い。私もいくつか入手していたが、彼女の録音をかなり網羅したものが現れた。

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基本情報ジャンルクラシックフォーマットCDレーベルSolstice発売日2016年11月15日商品番


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 収録内容はこちら。かつてFY/Solsticeから発売されていたものだけでなく、EMIから出ていたフルトヴェングラーとのモーツァルトのピアノ協奏曲20番や、Testamentから出ていた英BBC音源の他に、仏INAなどからの初出音源も含んでいる。おそらくかなり少数の限定盤ということで、私もベートーヴェンの録音など一部ダブり買いを承知で入手した。

 過去に入手済みだが、久しぶりに17枚目に収録されたパレー・フランス国立放送フィルとのシューマンとラヴェルのピアノ協奏曲を聴き直した。こんなに鮮烈でニュアンスに富む演奏だったかと、心が洗われる思いがした。私は今までシューマンのピアノ協奏曲に心から感動したことは無かったが、この演奏で聴くと名曲であることがよく分かった。ルフェビュールもパレーも極端にテンポを揺らしたり粘ったりせず、すっきり進めていくタイプだが、決して弾き飛ばしたりする訳ではなく、透明感と爽快感を併せ持っている。この2曲は彼女の得意のレパートリーだったのか、別演奏もこのボックスに収録されている。

 名盤として名高い19・20枚目に収録されたドビュッシーやラヴェルのピアノ曲も晩年の演奏であるが、繊細で透明感がありながら、決して神経質さを感じさせない素晴らしいもの。これまでミケランジェリを別格と思っていた私にとっては、それを揺るがす演奏に久しぶりに出会った思いがする。

 その他、バッハ・シューベルト・シューマンなどフランスの作曲家以外の曲にも説得力のある演奏で、このような演奏家がそれほど多くの録音を残していないのは非常に残念。今後もINAなどの放送録音が更に発掘されることを願う。
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ベームのブルックナー8番

2016/10/26 15:41
 ベームはブルックナーの8番を得意としていたのか何種類か録音があるが、一番有名なのは1976年にウィーン・フルを振ったセッション録音のDG盤であろう。ウィーン・フィルの美しい響きに浸れる、端正な演奏である。

ブルックナー:交響曲第8番
ユニバーサル ミュージック クラシック
2012-05-09
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ベーム(カール)

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 その後、上記の2年後にチューリヒ・トーンハレ管を振ったライヴ録音が加Palexaレーベルから発売され、「ライヴのベーム」らしい熱演であった。

カール・ベーム指揮 ブルックナー:交響曲第8番
PALEXA
2014-01-31
カール・ベーム

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 そして、最近さらにベルリン・フィルを振ったライヴ録音が発売された。

SINFONIE 8 (VERSION VON 1
TESTA
2016-02-29
A. BRUCKNER

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 ベームは最晩年、集中力を欠く演奏を行うこともあったと言われるが、1969年という録音時期はまだそのようなことはなく、ベルリン・フィルの音色もカラヤン時代を迎えているとは言え、まだローカル色を残している。放送用だろうが、この年代としては十分な音質のステレオ録音である。まさに、剛直としか言いようの無い緊張感を伴う演奏。晩年のヨッフムやジュリーニの悠然とした演奏とは違うブルックナーの魅力を伝えてくれる。このような録音が約50年経った今頃発売されたことに感謝。英Testamentレーベルは良い仕事をしてくれる。

 同時発売の下記も未聴だが、楽しみだ。


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5代目ステップワゴン 1ヶ月使用レヴュー

2016/10/08 14:25
 早いもので、ステップワゴンが来てから1ヶ月以上経ちました。ほぼ毎日のように乗って、そろそろ車の性格も分かってきました。ライバルの日産セレナがフルモデルチェンジして自動運転技術「プロパイロット」を搭載して大人気のようで、5代目ステップワゴンはホンダの社長自らが認めるほど、不人気のよう。トヨタのノア・ヴォクシー・エスクァイアやフルモデルチェンジ前のセレナにも販売台数で水をあけられていました。おまけに、弟分のホンダ・フリードも似たデザインで登場し、しばらく人気が回復することは無さそうです。乗り換え時の下取り額のことが気にならなければ、私には全く関係のないことですが、ここまで不人気だと不憫かな。

 では私の個人的な感想を述べていきます。

 正直に言って、自分の車を見るたびに大きいなあと思います。ただ乗り込んでしまえば、日々運転して感じることは、運転しやすい車だということ。全幅は5ナンバーサイズで前に乗っていたフィットと全く変わらず、サイドの面が切り立っているので、見切りは悪くないですが、全長が意外とある(フォルクスワーゲン・ゴルフ・ヴァリアントより長い)ので、まだ車両感覚に慣れが必要です。全高は1,800mm以上ありますが、運転席のポジションが高いので、見晴らしは良い。そのおかげで室内でのウォークスルーを使った移動は非常に便利です。おそらく困るのは、一部の立体駐車場への駐車ができないことくらい。全高以外は見た目以上にコンパクトな車なので、都市部での使用感は悪くないです。エクステリアデザインについては、社長が認めるようにあまり良いように感じませんが、新型フリードが出た今となっては、ホンダの軽自動車〜中型車の背高ワゴンのデザインの統一感はあります。

 室内の使い勝手としては、小さなことまでよく行き届いた小技がたくさんありますが、それでもトヨタや日産のライヴァルに比べれば見劣りするらしいです。しかし、軽自動車・コンパクトカーを除けば、日本国内で販売台数が見込めるMクラスミニバンということで、メーカーは力を入れているのか、特に気になることはありません。乗り込む時に少しよじ登らないといけないのは、フロア高がトヨタよりも少し高く日産よりも少し低いので、ミニバンならある程度設計上仕方ないのでしょう。少なくとも、うちの2歳の子は自分で乗り込めないですし、子どもを抱っこして乗り降りするのは多少不安定さを感じます。ステップワゴンが唯一アドバンテージとしている「わくわくゲート」は私の生活観として、ありがたいです。ベビーカーを荷室に載せやすいし、テールゲートを開けるために駐車場で車を前に移動させなければならなかったことは一度もありません。

 走りに関しては、購入前に試乗したときの印象と少し違うのは、試乗したのが「スパーダ」だったからかも知れませんが、穏やかな挙動の車だということ。運転する人間も大きく重い車を動かしているという意識が出てくるので、おっとり運転です。ただ、アクセルを踏み込めば十分加速するし、カーブも不安定な感じはしません。乗り心地は運転席・2列目ではフィットより良いですが、さすがに3列目はフィットの後部座席より悪いそうです。燃費は市街地中心で10km/Lを少し上回るくらい。同じような走行パターンでフィットは15km/Lくらいだったので、車重にほぼ反比例した燃費というところでしょうか?坂道を下るときのCVTのシフトのSを選んでも効果が薄いと聞きますが、まだ山道の下りをそれほど走っていないので、よく分かりません。高速道路もそれほど走っておらず、ACC(クルーズコントロール)機能もあまり試せていません。ホンダ・センシングについては、たまに効果を感じる程度ですが、これは一種の保険なので、こんなものかなと。

 夫婦2人と小さな子供3人を乗せる時のチャイルドシートのレイアウトですが、当初考えていたものと少し変わってしまいました。妻は一番小さな子供と並んで座るつもりだったので、2列目の運転席側に3番目の子供、助手席側に妻、そして上の2人の子供は3列目に乗せるはずでした。しかし、それが上手くいきませんでした。理由はこうです。
 うちはアップリカの「フラディア」という新生児を平らに乗せれるチャイルドシートを使っています。4年前に最初の子のために購入したものです。
画像

 このチャイルドシートは↑のように、首が据わらない新生児の間、横向きに赤ちゃんを乗せれますが、この状態で2列目に設置すると、ウォークスルーが使えなくなってしまうのです。それで、妻も3列目にとも考えましたが、一番やんちゃな上の子が2列目だと、2列目横のスライドドアは簡単に開く機構が付いているので、勝手に車から降りて出て行かれると困ります。妻には2列目にいてもらってゲートキーパーの役を担ってもらうしかありません。それで当面、2列目は運転席側は真ん中の子供、助手席側は妻、3列目は運転席側は3番目の子供、助手席側は1番上の子供となりました。3番目の子供の首が据わったら、真ん中の子供と一番下の子供の場所を入れ替えようと思っています。

 最後に、カーナビを含めたAV関係について。カーナビ機能としてはフィットの時より道案内は分かり易いし、ホンダ・インターナビの効果も一定あるような気がします。しかし、ディーラーオプションのパナソニック製カーナビ+純正スピーカーの音質は、フィットに着けていたパイオニア製カーナビ(楽ナビ)+純正スピーカーより明らかに音質が悪いです。私はクラシックを聴きますが、弦楽器の音がざらつき、管楽器の音の伸びもいまいち。フィットとステップワゴンで純正スピーカーの品質にそこまで違いがあるように思えないので、カーナビのアンプ部分の性能の差かも知れませんが、車は大きな箱なので音質の差の理由は他にも色々あるでしょう。今の私にとっては車の中が唯一の音楽鑑賞の場なので、何かしたくなりますが、それは深みにはまることになるので、手を出さないと心に決めています。ただ、CDなどの曲名表示はGracenoteベースですが、ネットに繋がってオンライン検索ができるので、表示が正確なものを選べるのは便利です。カーナビはやはりメーカーによって一長一短かなと思います。

 トータルとしては、ステップワゴンは私にとっては至れり尽くせりの車で、ガラパゴス日本特有の車とは言え、よく出来ていると思います。室内は極限まで広く、だからと言って車のサイズとしては全高を除けば、それほど大きいわけではありません。私はステップワゴンを選んで良かったですが、これからミニバンを選ぼうと思っている方は、みんな生活スタイルによって優先事項が違うと思うので、よく車に触れてから決めて下さいね。
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大河ドラマ「平清盛」

2016/09/30 00:56
 なぜ今頃4年前の大河ドラマ、しかも低視聴率の「平清盛」をネタにするのか?私が近年観たNHKの大河ドラマの中で一番印象に残っていたからだが、なぜ今かについては後述する。大河ドラマは毎年たいてい第一話だけ観るが、その一話でその年一年間観るか観ないか決めてしまう。ここ数年はテレビ自体ほとんど観ていないが。

 個人的には「平清盛」は非常に面白かった。大河ドラマは一年間という長丁場で、脚本がブレてしまうこともあると思うが、藤本有紀の脚本は一本筋が通っている感じで、好感が持てた。主人公は正義の英雄ではないが、平安時代から鎌倉時代へという大きな政治のうねりの中で、転換点となったキーマンであるという大事な視点が描かれていた。平清盛という人物なくして鎌倉時代は生まれなかった。


大河ドラマ 平清盛 総集編 [DVD]
NHKエンタープライズ
2013-05-10

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 松山ケンイチ(平清盛)、伊藤四郎(白河法王)、阿部サダヲ(信西)、森田剛(義弟・平時忠)、三上博史(鳥羽法皇)、松田翔太(後白河法皇)、井浦新(崇徳上皇)、山本耕史(藤原頼長)と怪演ぞろいで、今をときめく窪田正孝(嫡男・平重盛)や吉田羊(西行の妻)などもこのドラマで初めて認識した。兵庫県知事などは「画面が汚い」という旨の発言があったが、ハリウッドで製作された「プライベート・ライアン」や「グラディエーター」などの影響を受けた、リアルで不安定な映像に大河ドラマが初挑戦したものだと私は理解した。野心的なドラマ作りだと私は感心したが、毎年固定客の多い大河ドラマは保守的であることも大切なのだろう。低視聴率の原因になった理由としては、私は2つ考えている。一つは、主人公を演じる松山ケンイチが若すぎて、その家族を演じる俳優も若い人ばかりになったこと。もう一つは、「平」という姓が多すぎて、人間関係が分かりにくくなったこと。大河ドラマは戦国時代をテーマにすると視聴率が上がると言うが、それはみんな知っているキャラクターだと話に入り込みやすいからだと思う。そういう意味では「平清盛」は、多くの個性的な人物が登場する割には、話が分かり辛かったと思う。みな好演していただけに、低視聴率だったのは残念だ。松山ケンイチは、演技力の問題ではなく、純粋に年齢のせいでキャスティングミスだったと思う。あと10年後にやっていれば…。

 「平清盛」で初めてドラマ音楽を手がけたのが吉松隆である。



 吉松隆は「平清盛」の劇中でも、イギリスのプログレッシブ・ロックバンドのエマーソン・レイク・アンド・パーマーの「タルカス」の音楽をアレンジした曲を盛んに使用していたりした。そのキース・エマーソンが今年になって亡くなったのだ。リアルタイムでエマーソン・レイク・アンド・パーマーを知っているわけではないが、深く哀悼の意を表します。本来なら、半年くらい前にこの記事をアップするつもりだったが、私事で書き上げるのに時間がかかった。
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マイナーなピアノ協奏曲集

2016/09/30 00:21
 最近廉価レーベルのBrilliant Classicsから「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト集」が発売された。なんと40枚組みである。収録内容はこちら

【送料無料】 ロマンティック・ピアノ・コンチェルト集(40CD) 輸入盤 【CD】
HMV ローソンホットステーション R
基本情報ジャンルクラシックフォーマットCDレーベルBrilliant Classics *発売日20


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 Brilliant Classicsは以前に20枚組みで「黄金時代のロマン派ピアノ協奏曲」というボックスを出していて、上記ボックスの前半20枚と同内容のようだ。HMVのホームページで確認する限り、ほぼ同価格。Brilliantは時々このようなことをする。待てばもっと安く買えるかも知れないが、在庫を売り切ったら再発しないことも多いので悩ましい。

 収録曲は、有名な作曲家でもマイナーなレパートリーか、無名な作曲家のピアノ協奏曲ばかりである。音源は、昔マイナーなピアノ協奏曲をシリーズで録音をしていたVOXレーベルが33枚を占め、残りは旧東独のドイツ・ シャルプラッテンが2枚、それ以外はBrilliant自社の比較的新しいものである。最近知ったのだが、Berlin Classicsレーベルなどで販売されているドイツ・ シャルプラッテン音源を所有する独EdelはBrilliantも傘下に収めているようだ。確かにBrilliantのボックスには旧東独の音源が多いと思っていたが、そういうことだったのか。話は逸れたが、VOX音源は録音状態にムラがあるのは仕方ないところ。似たような企画としては、他にもっと高音質な英Hyperionの「The Romantic Piano Concerto」シリーズがあるくらいなので、マイナーなピアノ協奏曲を安価にまとめて聴きたければ、このボックスを入手するしかない。

 比較的有名な作曲家としては、ベートーヴェン・ショパン・メンデルスゾーン・サン=サーンス・ドヴォルザークなどがいるが、チャイコフスキーなら3番などほとんど聴く機会が無い作品が選ばれているし、ドビュッシーにピアノ協奏曲(「幻想曲」)があったのかと初めて知ったりする。マイナーな作曲家(今の時代に、誰が有名か無名か判断するのは難しいが)としては、フィールド・モシュコフスキ・アルカン辺りが知る人ぞ知る曲だったりして、確かに私が聴いていても耳を吸い寄せられる。他にも1枚ずつ聴き進めていくと、これはという面白い曲もあり、そのような曲はネット上でも誰かのコメントがあったりする。ただ、40枚ともなると、車の中で聴き流している私には誰の曲か分からなくなる。演奏・録音の質はバラバラとは言え、飽きないのは確かだが。

 ピアノ協奏曲は、独奏がバックのオーケストラに無い楽器なので、極端なコントラストを描き出す必要はなく、ロマンティックに聴こえやすいとは思う。私自身もまだしっかり聴きこんでいないが、長く心に留まりそうな曲が現れそうな気がする。
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第3子 誕生!

2016/09/10 14:21
 平成28年9月5日に第3子が誕生した。男の子である。妻は安静のため8月初旬から入院しており、色々不安なこともあったし、出産前週には下の子が熱性痙攣で救急搬送されるわ、出産2日後には上の子がクループをおこすわで、内情は大変だったが、やっと辿り着いたという感じがする。家族もそれぞれ大変だった。帝王切開なので妻が一番大変だろうが、退院は1週間後の9月11日になった。妻の出産後は、私が仕事が忙しかったり、子供2人が風邪を引いたりで、見舞いに行けなかった。でも退院日が日曜なので、私が新車のステップワゴンで直接迎えに行ける。

 子供3人が同時に車に乗れるように、一番上の子用のチャイルドシートも新たに用意した。対象は3〜11歳くらい、体重は15〜36kgが目安。自動車自体のシートベルトが直接体に触れるタイプなので、子供が小さいうちはシートベルトにカバーのようなものを着けると良いかも。



 と喜んでいたのだが、新生児黄疸が見つかって、赤ちゃんだけ退院が後日になった。大したことは無いと思うが、少し残念。上の子2人が母親にゆっくり会えると喜ぶだろうから、良しとしよう。




 何にしろ、母子共に健康そうなので、それ以上ありがたいことはない。妻が里帰りしている間、もう少し大変だが、不安な日々からは解放された。
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新車到着!

2016/08/29 17:11
 いよいよ5代目ステップワゴンが8月28日に納車された。あまり試乗せずに購入したので、これからどのような車か分かるだろう。

 納車には2人の子供も付いて来たので、出来るだけ早回しで説明を受けたつもりだが、それでも1時間以上かかった。私の父に付いてきてもらわなかったら、もっと手間取っただろう。本当は父にも車の操作の説明を一緒に聞いてもらいたくて、付いてきてもらったのだが、父は孫の相手で終わってしまった。今の車のディーラーは子供を遊ばせておく場所が必ずあるので、ありがたいが。

 納車の何に時間がかかったのか。書類関係は少しだった。意外と時間がかかったのが、フィットからステップワゴンへの2台のチャイルドシートの移動。チャイルドシートは取り付け・取り外しを繰り返すものでもないので、最初にしっかり固定しておきたかった。まだ暑い時間帯なので、営業担当の方と一緒に汗を流しながら、しっかりと固定した。よく分からなかったのが、メーター類やマルチインフォメーション・ディスプレイといった運転席前の表示画面や、ハンドル周囲のボタン、そしてホンダ・センシングの設定。基本的には初期設定のままで良いのだろうが、少し違うことをしようと思って、マニュアルを読んでもすぐに分からない。特にオプション機能は、自分の車についているかはっきり分からない時があり、マニュアルから読み取り辛い。多分ディーラーの営業マンも全ては分からないだろう。ディーラーオプションのカーナビについては、基本的な操作は直感的に操作が分かるようになっているので、ほとんど説明を受ける必要は無かった。

 全ての納車作業を終えて、自宅の駐車場に帰って来たとき、上の子供が「色が嫌い!青じゃない。」と言って、やけに怒っていた。上の子のチャイルドシートを3列目に着けたので、疎外感を感じているのかも知れない。チャイルドシートの設置レイアウトは、色々悩んだ末、2列目運転席側に新生児、助手席側に妻、3列目運転席側に上の子、助手席側に下の子と想定しているが、まだ決めかねている。

 今日現在、2日しか運転していないが、背の高いものを運転しているという不安定さもなく、1500ccという排気量から想像していたよりパワフル。室内も静か、運転席からの見晴らしもと良い、と好印象ばかりだ。唯一気になるのは、スライドドアを外側から手動で開けるとき、少しコツが必要なことか。正直、5ナンバーサイズという数字以上に大きな車だと感じる。バスの運転手になった気分だ。私がこんな車を運転する日が来ようとは・・・。これからも追々インプレッションはこのブログで書いていこうと思う。

 フィット様、ご苦労様でした。よく活躍してくれました。最初から最後まで、通勤・子供の送迎と休む暇は無かったね。君がいなかったら、この数年の私たち家族の生活は回らなかっただろう。名残惜しいけど、乱暴に使ってはいないので、新天地で頑張ってね。

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おかあさんといっしょ スペシャルステージ2016

2016/08/28 00:38
 妻が入院中で、この夏は子供達とあまり遊んでやることが出来なかった。USJの年間パスもあるというのに、最近は全く行くことが出来ない。日々の生活に追われるということは、こういうことかと実感した。

 せめてもの償いに時間を作って、「おかあさんといっしょスペシャルステージ」に行ってきた。これはいわゆる「おかあさんといっしょ ファミリーコンサート」(通称ファミコン)とは違って、日本で2ヶ所しかやらない特別なものだ。小さな子供がいない人には全く縁がない話だろうが、NHKのEテレの老舗子供向け番組「おかあさんといっしょ」の出演者がコンサート会場にやってくるのだ。実は、同じNHKの子供番組「いないいないばぁっ!」のコンサート「いないいないばぁっ!あつまれ!ワンワンわんだーらんど」の方がうちの子供達も行きたがるのだが、このチケットはなかなか取れない。話はそれたが、このスペシャルステージは去年に続いて2回目だ。我ながら、結婚前に子供たちのためにこんなコンサートに行こうとは夢にも思わなかった。

 今回は大阪城ホールの朝の公演。昨年、午後の公演しかチケットが取れず、下の子が公演中に寝てしまったので、今年は万全を期して、朝の公演を選んだ。小さいお子様がいる方は同じような経験をされているので、やはり午前中の公演が人気。

 昨年のスペシャルステージ↓。人気のワンワンと三谷たくみおねいさんも出ていた。





 昨年は電車で家族4人で行ったが、今回は私一人で4歳と2歳の子供を連れて行かなければならないので、車で行った。フィット最後の大役である。大阪城ホール周辺の駐車場事情は色々聞いていたが、幸いにもホールから歩いて5分程度の「松下IMPビルパーキング」に駐車できた。ここは地下駐車場なので、炎天下に車を置いて、子供たちに暑い思いをさせずに済んだ。この駐車場からは、子供連れの家族が続々と出てきた。やはりよくご存知。このビルはコンビニやマクドナルドなどもあるので、子供連れにはありがたい。

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 9時過ぎに大阪城ホールに着くと、開場は9時半だというのに、周辺は小さな子供連ればかり。ホール内にはベビーカーは持ち込めないので、事前にベビーカー預かり所に預け、コンサート・グッズ等を買っていると、すぐ9時半になった。この流れは、去年の経験通り。駐車場がすぐ無かったり、水分補給の購入場所を探す想定をして、少し早めに出たが、ちょうど良かった。10時半開演まで、ゆっくりホール内で待った。子供たちは待ち時間などはすぐ飽きるが、ホール内の大型スクリーンに関連DVDのCMが流れたりしていて、意外とすんなり開演となった。アリーナ席ではなく、スタンド席なのは少し残念だったが。

 テレビで見る出演者やキャラクターはよくこなれた舞台進行で、飽きさせることはなかった。これを二日続けて朝昼夕3回公演でやるのだから、「おかあさんといっしょ」の出演者はかなりハードなスケジュールをこなしていると言う話の一端がうかがえる。今回は年度末で交代になった新旧キャラクター(「ポコポッテイト」と「ガラピコぷ〜」)が共演するレアな回だったので、子供達も喜んでいた。さすがに下の子は途中で少し眠そうだったが。公演時間は10時半から11時半とたった1時間だったが、それ以上に感じた。子供たちの集中力の限界でもあるのだろう。

 今年の分も発売予定↓。さいたま公演だけど。




 帰りは、車の中で子供二人とも寝てしまった。朝早く起きて、楽しみにしていたので、早く疲れてしまったのだろう。

 来月早々に3番目の子供が生まれ、私の仕事も山場を迎えるので、来月は大変な月になりそうだが、束の間の休暇という感じだ。明日はステップワゴンの納車日。体力持つかなー?
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またもや新車選び2 〜決定! 

2016/07/20 17:24
 妻の体調があまり思わしくなく、色々時間を取られるので、7月の3連休の間に決めてしまった。結果は、ホンダ・ステップワゴン(5代目)。8月下旬に納車予定である。フィットの下取り査定額を含めて値引きを頑張って頂いた。もちろん「ホンダ・センシング」や「わくわくゲート」などの機能が魅力的だったせいもある。走りに関しては、試乗経路が短かったので十分な評価が出来なかった。購入を決めてから言うのも何だが、現在のホンダの車の走りやデザインには納得いっていない。ただ、機能性という部分は優れていると思う。これはフィット購入の時と同じ意見である。どうしてもマツダと見比べてしまう。

 世間的にはステップワゴンと言えば「SPADA」なのだろうが、標準ボディとの価格差ほどの魅力は感じず、選んだタイプは「G・Honda SENSING(FF)」。色はフィットと同じく、ブルー系統を選んだ。
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 カーナビもオートバックスなどで社外品を着けようとも思ったが、納車が妻の出産時期に近いこともあり、手間を減らしたくなり、ディーラーオプションのカーナビを選んだ。子供が退屈しないようDVDなどを観せるため、9インチのフリップダウン・モニターを着けたので、選べたのはパナソニック製7インチモニターのカーナビ「VXM-165VFi」。「ホンダ・インターナビ」は良いとの評判は聞いていたが、実際に触れたことが無い。メーカーオプションのカーナビは性能的には良いようだが、故障しても社外品に交換などは出来ず、修理して使い続けるしかないとディーラーに教えてもらった。リア両側パワースライドドアもあれば便利だろうが、G・Honda SENSING標準の左側だけで良いかなと判断した。カーナビ・モニター以外のオプションはほとんど着けていないことになるが、もともとG・Honda SENSINGはそれなりのオプションが付いているので、必要にして十分なオプションを揃えたつもりだ。

 これも今更の話だが、日本で手に入る3列シートミニバンで一番欲しかったのは「シトロエン・グランドC4ピカソ」である。
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 価格・ディーラー網(ディーラー自体は自宅近所にある)などクリアしないといけない点が少なからずあり、断念したが、私たち夫婦とも魅力的だと感じていた。

 と、ステップワゴンに否定的な意見ばかり書いているが、実際に使い始めれば、その良さに気付くだろうということで、おいおいステップワゴンの魅力を書いていこうと思う。
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またもや新車選び

2016/07/11 17:27
 2年半ほど前、慌ててホンダ・フィット(3代目)を購入したが、近々3人目の子供が生まれるに当たって、チャイルドシートを3個着けなければならないことを考えると、これ以上フィットに乗り続けるのは無理と判断。フィットは室内も広く重宝しただけに、1回目の車検も迎えずに手放すことになって非常に残念。

 私たち夫婦とチャイルドシートが必要な子供3人が乗るとなると、3列シートの車しか選択肢が無い。しかも、荷室にベビーカーを載せることを考えると、いわゆるMクラス以上のサイズのミニバンしかなくなる。Mクラス・ミニバンと言うのは具体的には、トヨタのノア・ヴォクシー・エスクァイア、日産のセレナ、ホンダのステップワゴンなどの、5ナンバーサイズの背高ミニバンのことである。これらはほぼ国内専用車なので、海外の安全基準を満たしているのか疑問が残るが、これ以上のサイズのミニバンとなると、日々の使用で不便を感じることもある。売れているだけあって、上手い商品企画ではあると思う。

 しかし、私は背の高い車が嫌いなので、まずマツダ・プレマシーに試乗してみた。マツダはミニバンからの完全撤退が噂されるが(多分それは事実だろう)、3列目が実用に耐える背の低いミニバンは事実上プレマシーしかないということで、私の第一候補。試乗した結果は、ミニバンらしくなく乗用車として違和感の無い走りは十分に魅力的だった。プレマシーは海外でも販売されているので、安全基準もそれなりのはず。しかし、3列目シートまで全て使用できる状態では、荷室に(うちが使用するタイプの)ベビーカーが載らなかった。そこでビアンテを勧められた。ビアンテは販売台数が少ないので、試乗車がすぐに無く、実際に触れるのは後日ということになった。

 ステップワゴンは、フィットの点検等でディーラーに行った時に試乗したことがあった。背が高い車を意識させるほどの嫌な点は見つからなかったが、可もなく不可もない感じ。あまり距離も走っていないので、強風などによる影響は分からなかった。ただし、「わくわくゲート」はそこから人が乗り降りしなくとも、荷室へのアプローチの面で使い勝手が良さそう。

 セレナは悪くなさそうだったが、今の時期はちょうどフルモデルチェンジ直前。ディーラーで実車を見ることは出来なかった。今回は縁が無かった。

 最後はトヨタのノアヴォクシーエスクァイア3兄弟である。デザインが違うだけと理解している。エスクァイアだけが少し高価、世間的にはヴォクシーが一番人気、そして3車種合わせると日本でトップを窺うセールスを上げている車である。試乗してみると、確かにベストセラーだけあって、さして欠点は見つからないし、乗り心地も悪くない。ノア・ヴォクシーは見積もりを取るためにどちらも見に行ったが、エスクァイアに価格差ほどの価値を見出せなかったので、ディーラーも訪ねていない。子供は黒のヴォクシーをカッコイイと言っていた。CMのイメージ通りというところか。

 最後にビアンテだが、5ナンバーサイズより少し車幅が超える。車幅があるからか、リアサスペンションの形式が違うからか、プレマシーほどではないにしても、ヴォクシーやステップワゴンよりも安定感のある走りを見せた。室内も少し他車より余裕がある感じ。ただし、発売年が古いため、自動ブレーキ等のシステムがトヨタ・ホンダあたりより見劣りするところ。また後席でテレビやDVDを観れるフリップダウンモニターと連動するカーナビは事実上、社外品を選べないのも不自由。リセールバリューは見込めないため、見積もりの割引額は最初から大きかったが。

 個人的な印象を述べると、走りに関してはビアンテ>ノア・ヴォクシー>ステップワゴン、使い勝手はステップワゴン>ノア・ヴォクシー>ビアンテ。とは言うものの、車のサイズがほぼ決まっているせいか、そこまでの違いは無い。

 身重で動けない妻に上記のような話をしてみると、妻も本当はプレマシーが一番良いと思っているようだが、それは室内の広さのことで諦めてもらった。妻にカタログを色々見せていると、トヨタの車はデザインが嫌いとのこと。

 一番設計が新しくホンダ・センシングが付き、使い勝手は良いが、平均的な車のステップワゴン。設計は古いが、走りに落ち着きがあって、大きな値引きが見込めるビアンテ。この2車種の一騎打ちになったようだ。さて、結果はどうなる?
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マルティノンのチャイコフスキー

2016/06/25 14:26
 マルティノンと言えば、フランスのオケと入れたドビュッシーやラヴェルの管弦楽曲集が代表盤として挙げられるだろう。

Debussy・Ravel: Ochestral Works
Warner Classics
2012-09-03
Orchestre de Paris

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 上記の他に、手兵フランス国立放送管(現・フランス国立管)と、サン=サーンスを始めフランスの作曲家の録音が多くある。それらはそれぞれ十分決定盤を窺う存在なのは理解できる。しかし、彼の録音の中で一番特異な存在感を示しているのは下記だと思う。

チャイコフスキー : 交響曲第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」 / ボロディン : 交響#曲第2番 ロ短調
ユニバーサル ミュージック クラシック
2001-04-25
マルティノン(ジャン)

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 マルティノン+ウィーン・フィル+チャイコフスキー「悲愴」+ステレオ初期のDeccaという意外な組み合わせ。マルティノンはプロコフィエフの交響曲全集などを残しているし、フランスの指揮者がロシアの曲を採り上げるのも、それほど不思議は無いかも知れない。クリュイタンスのショスタコーヴィチとか。しかし、マルティノンがただ一度だけウィーン・フィルと残した録音が「悲愴」なのは意外だ。それがまた、素晴らしく美しい演奏。私にとって、ウィーン・フィルのチャイコフスキーと言えば、クリップスの5番とマルティノンの悲愴なのだ。

 そして、マルティノンの新たな「悲愴」が発掘された。今回は手兵フランス国立放送管とのライヴである。



 「悲愴」の前に収録された「ロメオとジュリエット」からして、鋭く熱気がありながら、詳細に物語が展開されていく様子は、通俗名曲として侮られがちなこの曲に命を吹き込んでいるように思う。チェリビダッケとミュンヘン・フィルの遅く丁寧な「ロメオとジュリエット」とは違うアプローチながら、匹敵する演奏に思える。

 そして「悲愴」である。確かにウィーン・フィル盤より全体に遅いが、基本的には解釈に違いは無いように思う。ライヴ特有の不安定さはあるが、フランス国立放送管がまだこの時代に持っていた独特の音色と歌い回しは、ウィーン・フィルとは違った魅力である。マルティノンの指揮はいつも通り決して粘っているようには聞こえないのに、この曲の魅力を余すことなく伝えてくる。バーンスタインの晩年のライヴ録音は遅く粘りつつ、曲の全てを聴かせようという演奏だったが、それとは違う。




 マルティノンは好きな演奏家の1人なので、今後も手兵との録音が発掘されるのを期待している。
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宇野功芳の訃報

2016/06/13 15:54
 クラシックの音楽評論家・宇野 功芳が亡くなられた。私がクラシックを聴く際、何を聴こうか分からずガイドとして初めて買ったのが、彼の書籍である。

新版 クラシックCDの名盤 (文春新書)
文藝春秋
宇野 功芳

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改訂新版 宇野功芳のクラシック名曲名盤総集版
講談社
宇野 功芳

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 何度も読んだ記憶がある。今思えば、結構過激な表現も目立ったが、正直な物言いは私自身は悪い気はしなかった。レコード会社に遠慮して曖昧な言い回しをしているよりは、素直に読める。私もクラシックを聴き始めてから大分経って、自分なりの好みも出てくると、宇野功芳の評論に賛成できないことも多い。彼自身について世間に賛否両論あるのは分かるし、影響力のある評論家たるもの冷静な論評をと言う意見も理解できるが、所詮「客観的な評論」と言っても、人間の好みは否定できないので、それは仕方無いのではないか。評論家と言えども人なので、何を重要視するかは人生の数だけ価値観がある。ましてや、生演奏と録音、録音後のマスタリング、録音装置の違いによっても、同じ演奏が同じに聴こえないのは、クラシックを聴いている人間には自明のこと。

 それより彼が日本でクナッパーツブッシュやシューリヒトなどの演奏家や、ブルックナーの良さなどを喧伝し、定着させたことに凄さを感じる。自分が個人的に良いと思っても、それを知名度も無い時代から、他人に知ってもらうまでに持っていくのは、今以上に困難だったろう。日本で知名度が上がったせいで、逆にヨーロッパでも再認識された音楽家も結構いると思う。

 冥福をお祈りいたします。
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ビル・エヴァンス 幻のスタジオ録音

2016/06/11 14:59

Some Other Time : The Lost Session From The Black Forest
Resonance Records
2016-04-22
Bill Evans

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 ビル・エヴァンスの未発表スタジオ録音が発掘された。かの有名な「モントルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス」の5日後に、同じメンバーによりセッション録音されたものらしい。詳細はこちら。ちなみタイトルに付いている「The Black Forest」とはセッション録音が行われたドイツMPS(Musik Produktion Schwarzwald、英語ではMusic Production Black Forest)スタジオのこと。

モントルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス+1
ユニバーサル ミュージック
2014-10-08
ビル・エヴァンス

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 輸入発売元のキングインターナショナルが朝日新聞に大きな広告を打っていたので、私もこの発売に気付いた次第。今時、ジャズの新譜を大新聞で広告して採算が取れるんだろうかと他人事ながら心配になるが、ビル・エヴァンスと言うビッグネームの未発表音源ということで、かなりの販売数が見込めるのだろう。その時点で、聴く側のハードルがかなり上がっている。

 聴いた感想。セッション録音として十分な音質であることは間違いなかった。ビル・エヴァンスの録音は圧倒的にライヴの方が多くて、ジャズの特性としてそれもアリなのだが、セッションはピアノの音もクリアで、落ち着いて聴ける。スタジオ録音なので、ライヴ特有の熱気は無いが、静謐な雰囲気が漂っており、エヴァンス・ゴメス・デジョネットの計算されたインタープレイが聴き取れる。個人的に気に入ったのは「Very Early」「What Kind of Fool Am I? 」「These Foolish Things」などだが、どの曲も安心して聴ける。ライヴ音源が発掘されたというありがちな展開と違うと言う意味でも、確かに発売元が宣伝を打っただけのことはある興味深い録音だ。

 ビル・エヴァンスに関する記事は以前に書いており、その中でジャズ評論家の中山康樹について触れたが、前の記事時点でお亡くなりになっていたことを最近知った。彼ならこの新譜をどのように聴いたか気になるところだ。
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コンドラシンのショスタコーヴィチ

2016/05/08 11:32
 V.ペトレンコのショスタコーヴィチを聴いて以来、ショスタコーヴィチを色々と聴き比べている。最近入手した中では、コンドラシンのショスタコーヴィチがやはりインパクトが強い。

 コンドラシンと手兵モスクワ・フィルによる交響曲4番と13番の初演ライヴ。ムラヴィンスキーも初演を辞退した問題作2曲の初演録音などが、よく残っていたものだと思う。
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 モノラルだし、もちろん音質はそれなりだ。しかし、この複雑難解な曲を完璧とは言わないまでも、十分な説得力と迫力で持って、聴く者を圧倒する演奏を繰り広げている。タワーレコードなど一部でしか扱っておらず、SMC(モスクワ音楽院)レーベルは限定生産ぽいので、欲しい方は早めに入手を。

 日本のAltusレーベルが手がけるINA(フランス国立視聴覚研究所)シリーズより、コンドラシンとほとんど共演歴の無いフランス国立放送管による交響曲8番のライヴ。



 お互いの手の内も分かっていない状態だったと思うが、ところどころフランスのオケらしい明るい音色のところもあるとは言え、暗く暴力的な曲の真髄に迫った演奏だと思う。

 コンドラシンはショスタコーヴィチの交響曲全集を世界で初めて完成させた指揮者だし、上記のように一部の曲は初演も手がけているので、演奏内容について直接作曲家とやり取りをしているはずだ。

交響曲全集、他 コンドラシン&モスクワ・フィル(12CD)
Shostakovich ショスタコービチ

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 コンドラシンのショスタコーヴィチの演奏はどれも傾聴に値するが、重く陰鬱でありながら、鋭く胸に迫ってくるものがある。作曲家と同時代を生きた者しか分からない生々しさがある。

 ショスタコーヴィチ以外に気になる演奏としては、アムステルダムで急死直前に北ドイツ放送響を振ったマーラー1番(テンシュテットの代役だった)が廃盤(EMI-NDRレーベル)になっているので、南西ドイツ放送響を振ったマーラー6番を載せておく。コンドラシンのショスタコーヴィチ以外の曲へのアプローチが分かる。




 最近は平行して何本も記事を書いているが、入手しているのがボックス物が多いため、出来るだけ全部聴いてから書き上げようとすると、記事のアップが遅れがちになる。自分のボキャブラリーの少なさのせいでもある。
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ドホナーニのストラヴィンスキー

2016/05/07 16:08
 クリストフ・フォン・ドホナーニは、音楽家の祖父(エルンスト・フォン・ドホナーニ)を持つ指揮者だが、スタイリッシュな演奏をするイメージがある。そのドホナーニがウィーン・フィルを振ってストラヴィンスキーとバルトークを演奏したCDを入手した。

Stravinsky: Petrushka / Bartok: Miraculous Mandarn
Eloquence
2004-10-18
Stravisnky

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Stravinsky: Firebird / Bartok: Two Portraits
Eloquence
2004-10-18
Stravisnky

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 ウィーン・フィルはストラヴィンスキーやバルトークの録音が少ない。しかし、ドホナーニとウィーン・フィルの組み合わせは録音上、メンデルスゾーンなど(現在、交響曲全集は入手困難)で名演を聴かせてくれているので、ストラヴィンスキーやバルトークも切れ味が鋭いながらも、オケの響きとあいまって良い演奏なのではないかと、入手前から予想できた。実際に聴くと予想以上。ストラヴィンスキーやバルトークの曲にスマートさと妖しさが同居する不思議な世界観が作り出されていた。

 なぜ今、上記の録音が聴いてみたくなったかと言うと、下記のCDが再発売されたのを入手したからである。



 チェコ・フィル+ストラヴィンスキーという組み合わせを見て興味があった。その演奏が想像以上に素晴らしかった。しかもドホナーニの「火の鳥」に関しては、ウィーン・フィル盤が1979年、チェコ・フィル盤が1983年(ライヴだが)と、録音時期も近いので解釈もそう変わらない。オーケストラの聴き比べというクラシック音楽の醍醐味の一つが味わえる。

 ウィーン・フィル盤はセッション録音ということもあり、一種ひんやりした冷たさを持つ演奏なのに対して、チェコ・フィル盤はライヴ録音だからか、少し彫りの深い演奏に聴こえる。録音は全く違う傾向だが、どちらも良い音質だと思う。ホルンを始めとしてオーケストラの特徴がよく出ており、どちらのオケも大好きな私には、非常に楽しい聴き比べだ。個人的には僅差でチェコ・フィル盤の方が好きだ。

 ドイツ系の重鎮指揮者であるドホナーニは日本では知名度が低い気がするが、独墺系の作曲家の録音があまり高く評価されていないのは何故だろうか?音楽監督を長く務めたクリーヴランド管をセル時代と変わらず高性能オケとして維持した耳の良さと精緻なアプローチは、上記の3枚のCDからも窺える。細かい指示を出しそうな指揮者なので、伝統あるオケは嫌がるだろうが・・・。
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